今回登場するVAIO type Rは店頭向けが「VGC-RA73PL9」「VGC-RA53L7」の2モデル。そのほかソニースタイル向けの「VGC-RA73PS」「VGC-RA73S」が用意されている。
上位モデルの「VGA-RA73」シリーズはCPUにPentium D 830(動作クロック3GHz)を、下位モデルの「VGC-RA53L7」はPentium D 820(動作クロック2.80GHz)を搭載。チップセットもデュアルコアに対応する「Intel 945P」を採用。
ソニーの資料では、動画のエンコード時間が「従来の最高機種より15〜25%速くなります」と説明されている。これによると、MPEG-2/8Mbpsの動画データを「TMPGEnc XPress 3.0 for VAIO」でMPEG-2/4Mbpsに再エンコードする処理が、Pentium 4 570(動作クロック3.80GHz)搭載のRA72P相当システムで54分かかるが、Pentium D 820搭載のRA53相当システムでは45分で終了することになっている。
VGC-RA53はキャプチャーカードに、それまで上位モデルでのみ搭載されていた「XCode2-L」を搭載。ただしVGC-RA73と違い、ビデオ/オーディオ出力はサポートされない。
| 製品名 | VAIO type R | |
| 型番 | VGC-RA73PL9 | VGC-RA53L7 |
| CPU | Pentium D 830 | Pentium D 820 |
| メモリ | DDR2-533/256Mバイト×2(最大2Gバイト) | |
| HDD | 250Gバイト×2 | 160Gバイト×2 |
| ドライブ | DVD±RW(DVD+RW Double Layer対応)、DVD-ROM | DVD±RW(DVD+RW Double Layer対応) |
| グラフィック | GeForce 6600 | RADEON X300 |
| ネットワーク | 1000BASE-T | |
| TVチューナー | TVチューナーつきハードウェアMPEGエンコードカード | |
| 主なスロット | PCカードTypeII×1、CFカードスロット×1、xDカードスロット×1、SDカードスロット×1、メモリースティック×1 | |
| 主なインタフェース | USB 2.0×7、i.LINK×2 | |
| OS | Windows XP Professional SP2 | Windows XP HomeEdition SP2 |
| サイズ | 188(幅)×402(奥行き)×410(高さ)ミリ | |
| 重さ | 16キロ | 15キロ |
| ディスプレイ | 19インチTFTディスプレイ(1280×1024ドット) | 17インチTFTディスプレイ(1280×1024ドット) |
| 実売予想価格 | 35万円前後 | 25万円前後 |
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