この夏、歌舞伎町がROCKに染まる。
ロンドン、アメリカ、オーストラリア……。2002年の初演以来、全世界で400万人を動員したロックミュージカル「WE WILL ROCK YOU」の日本公演が5月27日に開幕する。
WE WILL ROCK YOUは、QUEENのメンバーであるBrian MayとRoger Taylorの全面監修の下、英国の人気俳優兼脚本家Ben Eltonが脚本を手がけたロックミュージカル。「レディオ・ガ・ガ」、「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」、「伝説のチャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」などのQUEENの名曲が全編に流れるステージは、エネルギッシュかつ壮大なスケールに満ちている。
舞台は近未来の地球。ガ・ガ・ワールドと呼ばれるその世界では、ロックは死に絶え、楽器の演奏は禁止され、許されるのはコンピュータが作り出す、同じチューンの画一的な音楽だけだった。しかしそんな世界に、ひとりの男と女が現れる。断片的に脳裏に浮かぶ言葉の意味を知ろうとする男と、画一化された世界になじめない女。その2人の出現に突き動かされるように、死に絶えていたはずのロック(=自由)が再びそのビートを刻み始めた……。
このロックミュージカルを特別協賛しているのが、今年で設立130周年を迎える東芝。行政機関、地元商店街、有識者がメンバーとなって発足した「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」が取り組んでいる地域活性化プロジェクトの考え方に共感し、このプロジェクトのシンボルであるロックミュージカルのWE WILL ROCK YOUに特別協賛する決めたという。
また、公演会場となる新宿コマ劇場に新設されたショットバーにおいて、HDD & DVDレコーダーやPC、HDDオーディオプレーヤー、携帯電話などでQUEENやWE WILL ROCK YOUの映像、音楽を楽しめる体験型ショールームを展開する計画だ。
この夏、歌舞伎町はROCKに染まる。
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