インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は、PC満足度や買い換え動向についての調査を行った。調査対象は自分用のPCを所有しており、購入経験があるインターネットユーザー男女1200人。
これによると、現在自分専用のPCの所有台数は、1台が63.4%、2台が25.5%、3台以上が11.1%だった。2台以上所有している人の割合は全体では36.6%だが、男性では53.3%と過半数に達している。
所有しているPCのメーカーは、「1台」所有者では、「富士通」18.7%、「NEC」18.1%、「ソニー」14.3%が上位に。「2台」所有者でもトップ3は同じく「富士通」27.1%、「NEC」24.8%、「ソニー」21.9%だが、4位に「自作」が21.6%で続く。「3台以上」所有者では、「自作」が43.6%でトップ。次いで「NEC」39.1%、「ソニー」26.3%、「アップルコンピュータ」23.3%という結果になった。
所有PCのタイプは、「1台所有」では、「A4ノート」が34.0%ともっと多く、「2台所有」では「タワー型デスクトップ」と「A4ノート」が58.8%で並び、「3台以上所有」では、「タワー型デスクトップ」80.5%、「A4ノート」61.7%という結果になった。もっともよく利用するPCへの満足度については、「満足」25.1%、「どちらかといえば満足」36.8%で、6割強が満足していると回答。
また、メーカーのイメージを「技術力が高い」「デザインが良い」「性能の割に安い」「CM・広告が印象的」の4項目について、複数回答で聞いたところ、「技術力が高い」はNEC、IBM、富士通が、「デザイン」では、ソニー、アップルが、「性能の割に低価格」ではDELL、ソーテックがそれぞれ4割を超えた。「CM・広告が印象的」では4割を超えるメーカーはなかったが、「富士通」が31.3%とトップだった。
なお、「TVが視聴できるPC」と「インターネット接続できるTV」で、魅力を感じるのはどちらかを聞いたところ、「TVパソコン」派は47.8%(内「どちらかといえばTVパソコン」21.1%)で、「インターネット対応TV」派の19.7%(内「どちらかといえばインターネット対応TV」12.1%)を上回った。
調査は2005年6月28日〜30日に実施。掲載グラフは各年代ごとの取得データをまとめて作成したものになる。
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