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» 2005年07月25日 20時47分 公開

グラフィックスカード:きょうは「WinFast Duo PX6600GT Extreme」でデュアルGPUカードの使いどころを考えた (1/2)

カードはなぜかマザーボードも一緒に買わなければならなかった。今回登場したリードテックのデュアルGPUカードはそれだけで購入可。しかもオーバークロック済み。その実力と「存在意義」を検証してみた。

[長浜和也,ITmedia]

単体で購入できる唯一のデュアルGPUカード

 今年のCOMPUTEX TAIPEI 2005の展示で注目を集めた「デュアルGPU」グラフィックスカード。しかし、「巨大な」GeForce 6800 Ultraデュアルカードや、GeForce 6800GTデュアルカードといったハイエンドGPUを使った製品について、そのときすでに「どうやらGeForce 6800 UltraやGTのSLIよりシングルのGeForce 7800 GTXが速いようだ」という感触を得ていたベンダーは出荷にあまり積極的でなかった。

 このような状況にあって、デュアルGPUの製品を積極的に出荷しているのが先日レビューで紹介したギガバイトと、今回取り上げるリードテックだ。どちらもハイエンドではなくミドルレンジGPUであるGeForce6600シリーズを搭載しているのは興味深い。

GeForce 6600GTを2基実装したリードテック「WinFast Duo PX6600GT TDH Extreme」。クーラーユニットの大きさは同じ構成のGV-3D1と同程度だが、ツインファンだったGV-3D1と異なりファンはシングル。基板左上にあるコネクタはVGA外部出力用で、標準のDVI×2と併せて4ディスプレイによるマルチディスプレイ環境が構築できる

 リードテックのデュアルGPUカード「WinFast Duo PX6600GT TDH Extreme」(以下 D-PX6600GT)は型番からも分かるようにGeForce 6600GTを2基実装している。公表されているスペックでは「ビデオメモリ256Mバイト」「メモリバス幅256ビット」とあるが、こちらもギガバイトのGV-3D1-XLと同様、GPU1つあたり「128Mバイト」「128ビット幅」になる。

 したがってD-PX6600GTの挙動は128Mバイト搭載グラフィックスカードによるNVIDIA SLI構成と変わらない。これは、例えば3DMark05では解像度1600×1200ドットにおいてアンチエイリアスと異方性フィルタリングを有効にするとベンチが動作しないことを意味する。

 デュアルGPUカードとして先に登場していたのはギガバイトの3D1シリーズであるが、3D1シリーズがマザーボード「GA-K8N Ultra-SLI」とセットでしか購入できないのに対して、D-PX6600GTは、グラフィックスカード単体で購入できる現時点では唯一のデュアルGPUカードとなる。

 しかし、そうはいってもD-PX6600GTが使えるのはチップセットにnForce4 SLIを搭載するマザーに限られる。リードテックはD-PX6600が動作するマザーボードのリストをWebページに掲載しており、今後動作の確認が取れ次第、リストに製品を追加していく予定になっている。

 ただ、今回の評価作業では、この時点でリストになかったA8N-SLI、A8N-SLI Premiumで動作させてみたが、どちらも問題なかった(ほぼ同じマザーとも言うべきA8N-SLI Deluxeがすでに掲載されているが)。

3DMark系ベンチはGeForce 6800GT単体を上回る……が

ベンチマークシステム環境
CPUAthlon 64 3500+
マザーボードASUS A8N-SLI
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2
ForceWare77.72

3DMark05 Score

3DMark03 Score
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