頑丈ノート「TOUGHBOOK」に高輝度液晶搭載の新シリーズ──松下

» 2005年09月22日 22時34分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は9月22日、頑丈設計が特徴のノートPC「TOUGHBOOK」シリーズ新モデル計3機種を発表、10月26日より発売する。価格はオープンプライス。

 ラインアップは、標準バッテリーで約8時間/拡張バッテリーとの併用で約13.5時間の駆動を実現する「TOUGHBOOK 29シリーズ(CF-29)」、180度回転ディスプレイを採用し、ペン/タッチパネル操作も行える「TOUGHBOOK 18シリーズ(CF-18)」の2シリーズ。TOUGHBOOK 18シリーズには無線LANの有無により2モデルが用意される。

photo TOUGHBOOK 29シリーズ(左)、TOUGHBOOK 18シリーズ(右)

 TOUGHBOOK新シリーズは、約90センチからの落下試験を実施し、高い対衝撃/振動/水/埃性能を持つという従来より定評のある頑丈さに加えて、500カンデラ/平方メートルの高輝度液晶ディスプレイを採用し、屋外でも見やすく、さらにフィールドや車載などPC用途を幅広く拡大させるとしている。

 本体キャビネット主要部分にはマグネシウム合金が、そして特殊緩衝材かつアルミケースに封入することで保護されたHDD、全方位からの水滴侵入を防止する継ぎ目のないシリコンラバーシーリングなどが施された頑丈設計が大きな特徴となっている。

 TOUGHBOOKシリーズの主な仕様は以下の通り。

製品名TOUGHBOOK 29シリーズTOUGHBOOK 18シリーズ
型番CF-29LW1AXSCF-18KW1AXSCF-18LC1AXS
CPU低電圧版Pentium M 778(1.60GHz)超低電圧版Pentium M 753(1.20GHz)
チップセットIntel 915GMS Express
メモリDDR2 SDRAM 256Mバイト(最大512Mバイト)
グラフィックスチップセット内蔵
HDDUltra ATA 60Gバイト
液晶ディスプレイ1024×768ドット(XGA)表示対応13.3インチTFT(タッチパネル機能付き)1024×768ドット(XGA)表示対応10.4インチTFT(回転式・タッチパネル機能付き)
光学ドライブオプション
FDD3.5インチ2モードオプション・外付け
通信IEEE802.11a/b/g(Intel PRO/Wirelwss 2915ABG) 、1000BASE-T、56kモデムIEEE802.11a/b/g(Intel PRO/Wirelwss 2915ABG) 、100BASE-TX、56kモデム100BASE-TX、56kモデム
搭載インタフェースUSB2.0×2、外部ディスプレイ×1、シリアル×1、パラレル×1、拡張バスコネクタ(80ピン)、オーディオ入出力、PCカードスロット(Type-II)×2、SDメモリカードスロット×1(著作権保護技術対応)USB2.0×2、外部ディスプレイ×1、シリアル×1、拡張バスコネクタ(100ピン)、オーディオ入出力、PCカードスロット(Type-II)×2、SDメモリカードスロット×1(著作権保護技術対応)
バッテリー持続時間約8時間(拡張+標準バッテリー搭載時:約13.5時間)約8時間
搭載OSWindows XP Professional SP2
本体サイズ302(幅)×273(奥行き)×63.5(高さ)ミリ271(幅)×216(奥行き)×49(高さ)ミリ
重量約3.69キロ約2.1キロ
価格オープンプライス
発売2005年10月26日

 なお同シリーズは企業・法人ユーザー向け製品だが、個人ユーザーの場合は「マイレッツ倶楽部」にて購入できる。

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