「VAIOもコンテンツもワンストップで」――ソニースタイルの動画配信

» 2005年10月24日 11時32分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 ソニー製品の直販サイトを運営するソニースタイル・ジャパンは、動画配信サイト「Moviesquare」を10月31日に正式オープンし、動画配信に本格参入する。PC「VAIO」の販売サイトでコンテンツも販売することで、VAIOユーザーに動画配信を知ってもらい、VAIOとコンテンツそれぞれの売り上げ拡大を目指す。

photo Moviesquare

 Moviesquareは、映画やアニメなど、無料から有料まで1万6000種類以上をそろえた。USEN、ショウタイム、ネオインデックスと組み、それぞれの企業が提供するコンテンツを、ソニーグループ共通ID「My Sony ID」で購入できる。

 「ハードとソフトは両輪」――同社の杉山博高取締役は、PDA「CLIE」(2月に新機種投入終了を発表)のようなビジネスモデルを目指すと語る。ソニースタイルでは、CLIEを販売するとともに、地図やゲームなど3万点の有料・無料アプリケーションをダウンロード提供してきた。

 VAIOユーザー向けにも、「ソフトウェアセレクション」としてビジネスソフトや学習ソフトなどを約600タイトルを優待価格で提供してきた経緯がある。一方、リビングで大画面テレビに接続して使うことを意識した「VAIO type X Living」を発表するなど、VAIOはデジタル家電的な色彩を強めている。ネットによる動画配信が活発化する中、ハードと同じ窓口から動画コンテンツも提供することで、VAIOの新たな楽しみ方をユーザーに提案していく。

 動画配信事業者側は、高度な試聴環境を持つ人が多いVAIOユーザーにターゲットを絞って発信できるメリットがある。「動画配信は、一般の人にはまだまだ知られていない」と同社ダイレクトマーケティング部サービスマーケティング課の海津匡志マーケティングプロデューサーは語り、VAIOというハードを入り口にして、動画配信を拡販できると期待する。

 料金体系や試聴条件は各サービス提供者によって異なるが、決済は「My Sony ID」で一括して行い、ユーザーの利便性を高めつつ、決済手数料も収入に加える。決済は「Edy」に対応。VAIOに装備したICカードリーダーを活用してらう。ソニースタイルでVAIOを購入すればもらえる「VAIO Owner's Pass」所有者なら、優待価格で購入できるようにし、ハードとコンテンツ販売の相乗効果を高めていく。

 コンテンツは順次増やしていく予定。「10月31日、11月1日から順次、ビッグタイトルを発表します」(海津マーケティングプロデューサー)

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