高性能な3D描画能力が引き出せるマザーに隠れ、それほどハイエンドな3D性能は必要ないが、といったユーザーにもうれしいグラフィックスカードが登場した。それが、今週木曜より発売が開始されたGALAXY TECHNOLOGY「GEFORCE 6600GT AGP(Smart Flash)」だ。価格は1万9280円で、在庫は少数。
GEFORCE 6600GT AGPは、GeForce 6600GT搭載にてDVI×2、128MバイトGDDR3 SDRAM搭載のAGP x8対応グラフィックスカード。デュアルBIOS仕様にて、付属スイッチにより“オーバークロックモード”/“通常モード”といった感じで、物理的にBIOSの切り替えを可能とした仕組みが特徴だ。
入荷したパソコンショップ・アークによると「入荷当日から好評で週末まで持ちきるのが微妙な状況かも」とのこと。購入していく層は、BIOSを切り替えて使うハードゲーマーよりも、SOHOなどでPCを使いこなすと思われるユーザー層が多いようだ。
「おそらくデュアルDVIが人気の秘訣ですね。デュアルディスプレイにするにしても、アナログVGA端子より、できれば両方ともDVIで接続したいことでしょうから。そのようなわけで、2万円以下で入手できるAGPのデュアルDVI搭載製品がほとんど出回っていないこともあり、訴求力が高い製品なのです」と話す。
製品 | GALAXY TECHNOLOGY「GEFORCE 6600GT AGP(Smart Flash)」 |
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パソコンショップ・アーク | 1万9280円 |
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