GV-MVP/RZ3は、前モデルGV-MVP/RZ2の後継となるハードウェアエンコーダ+高画質化回路搭載のUSB2.0外付けモデル。RF入力パススルー端子やサービスコンセントを搭載し、デイジーチェーン接続のように最大8基まで追加搭載を可能とする。
GV-MVP/TZは、タバコケース大のコンパクト筐体の採用が特徴のUSB外付けTVキャプチャーユニット。先日発表された同サイズ/デザインの「GV-MDVD2」(関連記事参照)はソフトウェアエンコードタイプであったが、同機はUSBバスパワー駆動が可能という特徴はそのまま、日本電気製ハードウェアMPEGエンコーダを搭載したことが特徴となる。従来製品と比較し、さらなる省電力化を図ったことでハードウェアエンコード+USBバスパワー駆動を実現させたという。
両機共通の特徴として、新たに外部デジタルチューナーとの接続によりCGMS-Aが施されたデジタル放送の録画およびDVDムーブが行える機能を搭載した。また、サイバーリンク「PowerProducer 3 CPRM for I-O DATA」(DVDオーサリングソフト)、「PowerDirector Express」(ビデオ編集ソフト)、ユーリードシステムズ「VideoToolBox 2 SE for Memory Stick」などがバンドルされる。VideoToolBox 2 SEにてPSP・携帯電話などにて再生可能なMPEG-4変換も行えるようになっている。
GV-MVP/RZ3、GV-MVP/TZの主な仕様は以下の通り。
製品名 | GV-MVP/RZ3 | GV-MVP/TZ |
ハードウェアエンコード対応形式 | MPEG-2 | |
搭載チューナー | 内蔵1基 | |
高画質化機能 | 3次元ノイズリダクション、3次元Y/C分離、ゴーストリデューサー | |
映像ビットレート | MPEG-2 2M〜15Mbps(Full D1、VBR/CBR)、1M〜7Mbps(Half D1、VBR/CBR):0.5Mbps単位で設定可能 | MPEG-2 2M〜15Mbps(Full D1、VBR/CBR)、1.2M〜7Mbps(Half D1/SIF、VBR/CBR):0.1Mbps単位で設定可能 |
画素数 | 720×480ピクセル(Full D1)、352×480ピクセル(Half D1) | 720×480ピクセル(Full D1)、352×480ピクセル(Half D1)、352×240ピクセル(SIF) |
フレームレート | 29.97fps | |
音声ビットレート | 192k、224k、256k、320k、384kbps(MPEG-1 Audio Layer-II) | 128k、160k、192k、224k、256k、320k、384kbps(MPEG-1 Audio Layer-II) |
搭載インタフェース | アンテナ入力×1(内部分配)、S-Video×1、RCA映像×1、RCA音声左右×各1 | |
複数同時設置 | 可能 | |
本体サイズ | 180(幅)×180(奥行き)×38(高さ)ミリ | 26(幅)×114(奥行き)×79(高さ)ミリ |
重量 | 約850グラム | 約175グラム |
発売 | 2005年11月下旬 | |
価格(税込み) | 2万2050円 | 1万7640円 |
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