高機能で遊べるTrue130万画素Webカメラ──ロジクール「Qcam Fusion」Webカメラ(3/3 ページ)

» 2005年12月14日 11時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

自分の表情と連動できるアバター割り当てソフト「Video Effects」

 最も活用シチュエーションが多そうなビデオチャットを試してみよう。使用ソフトはMSNメッセンジャー7.5。そして相手側のカメラには同時期に登場した、同じく130万画素CMOSセンサーを搭載するノートPC向けモデル「Qcam for Notebooks Pro QVX-13N」を用いた。

photo ロジクール「Qcam for Notebooks Pro QVX-13N」。基本性能はQcam Fusionとほぼ同一だが、よりコンパクトクリップでノートPCのディスプレイ上部などに挟めるほか、そのクリップがスタンドとなり、液晶ディスプレイ上部や机上に置いておくといったことができる。実売価格は9000円前後(ITmedia +D Shoppingで最安値をチェックする)

 映像の最大解像度・フレームは640×480ドット/30フレームまでのため、高解像度CMOSセンサー搭載だからといって従来のものと劇的に変わるというわけではない。ただし、室内など少ない光量でも鮮明に表示できる「RightLightテクノロジ」により、暗がりでも見栄えのする映像が相手に送れるなど、カメラそのものの性能の違いはかなり大きく感じることができる。

photo MSNメッセンジャー7.5でビデオチャット中

 またQcam Fusionはメッセンジャーソフト向けとして、自分の映像の代わりにアバター画像を当てはめられるツール「Video Effects」が付属する。カメラに写った人物の目、眉毛、鼻、口の位置や動きを検出し、アバター画像の表情や顔の向きと連動させる、映画の撮影シーンなどでよく見るモーションキャプチャーのような感じのもので、これが結構遊べる。

 顔を隠してビデオチャットをしたい場合(どんな場合だ、というのはこの際抜きにして)も、自分と同じような動きをするアバターにて相手に表情・状態を伝えることができよう。

photo Video Effectsにて、顔のパーツの位置や状態を認識し、アバターに表情を反映させることができる
photo Avatras補正というツールで、認識位置を細かく調整できる

 連動して動くアバターのパーツは目の周りと口などで、顔の向きも変わる。実際使用してみると、口を大きく開けたり、目を見開くなどの動作をするとかなりよく反応するようだ。ただし顔をしかめたり眉間にしわを寄せるといったごく細かい動作では残念ながら反応しにくい。アバターを使うのであれば、このさい大げさな動作をしておくとよさそうだ(顔も隠れていることだし)。

photo アバターを使ってMSNメッセンジャー7.5のビデオチャットを行っている図。話している動作をうまく反映させるには、やや口を大きく開けるなど、普段より大げさな動作だと反応がよい

 130万画素CMOS搭載のこのQcam Fusion、とくに画質補正系が優れていると感じ、当然ビデオチャット時でもよりきれいに快適にやりとりできるといったクオリティ向上が期待できる。なお、考えるとそれほど使うことはないのかもしれないが、130万画素CMOSによる静止画像も、従来のWebカメラで撮影したものとは一線を画すほどきれいなものだ。

 最近、ビデオ機能が備わったSkype 2.0 BETAなども登場したことだし、Webカメラと連携しTV電話ふうな機能が楽しめる機器やソフトがもっと普及してくれば、活用範囲はさらに広がることと思われる。いま、Webカメラを購入したいなぁというユーザーであれば、かなり有力な候補の1つとなりえるだろう。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月17日 更新
  1. グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、「組むなら8月中」の声 (2026年08月15日)
  2. ソニーとTSMCが合弁会社設立へ/MetaやSpaceXAIなど最新AIモデルの発表ラッシュ (2026年08月16日)
  3. 映画もゲームもPC画面も大迫力で楽しめる! Google TV搭載のRGBレーザー方式4Kプロジェクター「AWOL Valerion Pro 2」を試す (2026年08月14日)
  4. 旭東エレクトロニクスからDDR5-6000対応メモリ「Lexar THOR RGB 2nd Gen」登場 Intel XMPとAMD EXPOに両対応のハイパフォーマー (2026年08月14日)
  5. シャープのヘルスケア特化スマートウォッチ「からだメイト Watch」を試す 装着するだけでカロリー&水分補給を自動記録 (2026年08月10日)
  6. タッチパッドを手前に引き出して使える「Ewin ワイヤレス折りたたみキーボード」がセールで24%オフの5319円に (2026年08月12日)
  7. ノートPCやミニPCにGPUを外付けできる! OCuLinkとUSB4 V2(Thunderbolt 5)両対応のeGPUドック「MINISFORUM DEG2」が22%オフの3万5994円に (2026年08月12日)
  8. Googleの折りたたみスマホ「Pixel 11 Pro Fold」は何が変わった!? 最大14万7600円お得になるキャンペーンも (2026年08月12日)
  9. 「Pixel Watch 5」が8月20日に発売へ 前モデルから最大20%の高速化、価格は6万2800円から (2026年08月13日)
  10. 厚さ約4.75mm! アルミ削り出しの超薄型フルメカニカルキーボード「Altar II」がクラファンに (2026年08月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー