今回登場する新製品は、AV重視タイプの「Qosmio」ラインアップ4モデルと汎用ノートPCタイプの「dynabook」ラインアップからA4サイズノート6モデル。
Qosmio G20シリーズの「G20/590LS」とQosmio F20シリーズの「F20/590LS」「F20/575LS」「F20/573LS」は従来モデルの性能強化バージョン。G20シリーズもF20シリーズもCPUやチップセット、液晶ディスプレイサイズ、メモリ、HDD容量など基本的なスペックや、高画質化機能「Qosmioエンジン」、同社デジタルレコーダ「RDシリーズ」ライクのAVコントロールソフト「Qosmio AV Center」などは従来モデルと同様。
4.7Gバイトを超える録画データをDVDメディア一枚分の容量にトランスコードして記録してくれる「DVDぴったり機能」や、それまで使っていたPCからデータを移行するユーティリティ「PC引っ越しナビ」が加えられた。データの移行に使うための容量512MバイトのUSBメモリも標準で添付される。
製品名 | dynabook Qosmio G20/590LS | dynabook Qosmio F20/590LS | dynabook Qosmio F20/575LS | dynabook Qosmio F20/573LS |
CPU | Pentium M 740 | Celeron M 360J(1.40GHz) | ||
メモリ(最大) | DDR2-533/512Mバイト(2Gバイト) | DDR2-400MHz/512Mバイト(2Gバイト) | ||
HDD | 200Gバイト(100Gバイト×2) | 120Gバイト | 100Gバイト | |
グラフィックス | GeForce Go6200wTC | Intel 915GM | Intel 910GML | |
キャプチャー機能 | ハードウェアMPEG-2 | |||
光学ドライブ | 2層式DVD±R対応DVDスーパーマルチ | |||
ディスプレイ | 17インチワイド(1440×900ドット) | 15.4インチ(1280×800ドット) | ||
無線LAN | IEEE 802.11 b/g | |||
カードスロット | PCカードTypeII×1、Express Card×1、ブリッジメディアスロット(SDカード、xDカード、メモリースディック対応) | PCカードTypeII×1、ブリッジメディアスロット(SDカード、xDカード、メモリースディック対応) | ||
主なインタフェース・付属品 | USB2.0×4、IEEE 1394×1、Bluetooth | USB2.0×3、IEEE 1394×1 | ||
OS | Windows XP HomeEdition SP2 | |||
本体サイズ | 幅406×奥行き285×厚さ43.1〜48.9ミリ | 幅373×奥行き274×厚さ39.8〜43.2ミリ | ||
重量 | 約4.5キロ | 約3.5キロ | ||
予想実売価格 | 27万円前後 | 23万円前後 | 20万円半ば | 19万円半ば |
出荷開始 | 12月下旬 |
汎用のA4ノートdynabookのラインアップで登場するのは従来シリーズの「dynabook TX」「dynabook AX」と、コンパクトバリュークラス「dynabook TW」。
dynabook TXは「TX/770LS」「TX/760LS」「TX/745LS」の3モデルが登場。ワイドサイズの15.4インチ液晶ディスプレイを搭載し、筐体も女性ユーザーの意見を取り入れて、丸みのあるパールホワイトの新しいデザインに変更された。
構成パーツも強化され、最上位モデルのTX/770LSはCPUにPentium M 740を搭載。チップセットもIntel 915GMに変更され、それに伴ない、メモリがDDR2-533MHz/512Mバイトとグレードアップした。内蔵する光学ドライブも2層式DVD±R対応のDVDスーバードライブに変更している。HDDは従来モデルより高速回転の5400rpmドライブが採用され、PCカードインタフェースにも新しいExpressCardスロットが用意されている。
ユニークなのタッチパッドに機能キーを持たせたところ。パッドの右上にある切り替えボタンを押すと、パッドにアイコンが輝き、アプリケーションの起動や音楽の再生、ボリュームのコントロールができるようになる。
今まで使ってきたPCからデータを移行するツール「PC引っ越しナビ」と512MバイトのUSBメモリがdynabook TXでもTX/770LSとTX/760LSに同梱される。
製品名 | dynabook TX/770LS | dynabook TX/760LS | dynabook TX/745LS |
CPU | Pentium M 740(1.73GHz) | Celeron M 360J | |
メモリ(最大) | DDR2-533/512Mバイト(2Gバイト) | ||
HDD | 100Gバイト | 80Gバイト | |
グラフィックス | Intel 915GM | Intel 910GML | |
光学ドライブ | 2層式DVD±R対応DVDスーパーマルチ | ||
ディスプレイ | 15.4インチ(1280×800ドット) | ||
無線LAN | IEEE 802.11b/g | ||
カードスロット | PCカードTypeII×1、Express Card×1、ブリッジメディアスロット(SDカード、xDカード、メモリースディック対応) | ||
主なインタフェース・付属品 | USB2.0×4、IEEE 1394×1 | ||
OS | Windows XP HomeEdition SP2 | ||
本体サイズ | 幅360×奥行き267×厚さ34.3〜42.2ミリ | 幅360×奥行き267×厚さ29.8〜36.8ミリ | |
重量 | 約3.0キロ | 約2.7キロ | |
予想実売価格 | 21万円前後 | 18万円半ば | 17万円半ば |
出荷開始 | 12月下旬 |
dynabook AXは「AX/740LS」「AX/730LS」の2モデルが登場。両者はメモリ容量とHDD容量が異なるだけで、どちらもCPUにCeleron M 360J、チップセットにRADEON XPRESS 200M、そして、2層式DVD±R対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。ディスプレイもワイドサイズの15.4インチ液晶ディスプレイを採用している。
dynabook AXシリーズもデータ移行ツール「PC引っ越しナビ」がインストールさえているが、こちらはUSBメモリが同梱されない。
dynabook TW TW/750LSは2005円10月に一部量販店にて販売された「TW/650LS」の後継モデル。14インチワイド液晶ディスプレイ(解像度は1280×768ドット)を搭載した「コンパクトワイドノート」という位置付けになる。
サイズは幅343×奥行き242×厚さ29.8〜38ミリ。重さ2.4キロ。2層式DVD±R対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵し、スピーカーも上位シリーズと同様のharman/kardonのユニットを搭載する。
dynabook TWも「PC引っ越しナビ」をインストール。512MバイトUSBメモリも同梱される。
製品名 | dynabook AX/740LS | dynabook AX/730LS | dynabook TW/750LS |
CPU | Celeron M 360J | ||
メモリ(最大) | DDR2-533/512Mバイト(2Gバイト) | DDR2-533/256Mバイト(2Gバイト) | DDR2-533/512Mバイト(2Gバイト) |
HDD | 80Gバイト | 40Gバイト | 80Gバイト |
グラフィックス | RADEON XPRESS 200M | ||
光学ドライブ | 2層式DVD±R対応DVDスーパーマルチ | ||
ディスプレイ | 15.4インチ(1280×800ドット) | 14インチ(1280×768ドット) | |
無線LAN | IEEE 802.11b/g | ||
カードスロット | PCカードTypeII×1 | ||
主なインタフェース・付属品 | USB2.0×4 | ||
OS | Windows XP HomeEdition SP2 | ||
本体サイズ | 幅360×奥行き267×厚さ29.8〜36.8ミリ | 幅343×奥行き242×厚さ29.8〜38ミリ | |
重量 | 約2.7キロ | 約2.4キロ | |
予想実売価格 | 15万円半ば | 14万円半ば | 16万円前後 |
出荷開始 | 12月下旬 | 1月下旬 |
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