ピーアンドエーは1月18日、DRM未対応機器で再生可能なファイルを「再録音」により生成する、独RapidSolution Software製変換ツール「tunebite」日本語版、および多機能サウンドファイル変換ソフト「オーディオステーション」を発表した。
いずれもダウンロード版での提供で、オーディオステーションは発売済み、tunebiteは1月19日からの発売となる。価格はtunebiteが2940円、オーディオステーションが1990円(双方税込み)。
tunebiteは、DRMコピープロテクトがなされたWMA/M4P形式のファイルを、未対応機器でも利用可能とする変換専用ツール。該当するファイルをiTunes/Windows Media Playerで再生することで、再生中のファイルを自動的に「再録音」し、プロテクト情報のない音楽ファイルが生成される仕組みとなっている。出力形式はMP3/WMA/Oggなどに対応する。
最大4倍速での変換が可能な高速デジタルダビング機能、多数の音楽ファイルを自動で変換するバッチ機能などが利用できるほか、コレクション全体での音量の標準化(ノーマライゼーション)や、ID3タグの自動保存機能なども備えている。
同社では、製品の合法性について「購入した音楽を再生してその音声を録音しなおすことは、録音しなおした音楽を個人的に使用する場合に限り、法的に問題のない行為」と位置付けており、コピープロテクト技術を侵害するものではない、としている。
対応OSはWindows 2000 Professional/XP。
オーディオステーションは、MP2/MP3/Ogg/WAV/WMAの相互変換に対応するサウンドファイル変換ソフトで、目的に応じてファイル形式やサンプル周波数、ビットレートを指定可能。また音楽CDやデータCD/DVDとしての書き出し機能も装備している。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。
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