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» 2006年01月27日 18時42分 公開

「3DMark06」のツボを押さえる (3/3)

[元麻布春男,ITmedia]
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テスト結果にバラツキが少なくなった3DMark06

 さて、最後にこの3DMark 06を筆者の手元にあるマシンで実行した結果を簡単に紹介しておこう。比較のために3DMark 05の結果も合わせてとってみた。おおむね3DMark05の6割程度のスコアになるように調整されているようだ。特筆されるのはCPUスコアのブレが極めて小さいことだろう。3DMark05までのCPUテストは、グラフィックス描画の占める割合が高かったため、グラフィックスカードを変えるとCPUのスコアが大幅に変動した。しかし、3DMark06ではグラフィックスカードを変更しても、CPUスコアはほとんど変化しない。

 CPUスコア自体は、デュアルコアプロセッサの効果が顕著になる傾向が強いが、これは予想されたとおりだ。Futuremarkも、CPUスコアについては「Forward looking」(将来性を見越してのもの)と述べている。その一方でシェーダテスト(SM 2.0およびHDR/SM3.0のスコア)には、CPUの違いはほとんど出ていない。今回用いたグラフィックスカードがShader演算ユニットを実装したものであることを考えれば、妥当な結果だ。

 テスト中、エラーや動作の不安定さに悩まされることは1度もなかった。スコアのバラつきが3DMark05より少ないことも安心して使えるベンチマークプログラムという印象を強くしてくれる。この最新版も従来どおり、定番の3D性能を示す指標として広く使われることになるだろう。

テスト環境マザーボードD975XBXD975XBXD975XBXD975XBX
CPUPentium 4 670 (3.80GHz)Pentium 4 670 (3.80GHz)Pentium XE 955 (3.46GHz)Pentium XE 955 (3.46GHz)
メモリ DDR2-667MHz/2Gバイト (CL5) DDR2-667MHz/2Gバイト (CL5) DDR2-667MHz/2Gバイト (CL5) DDR2-667MHz/2Gバイト (CL5)
グラフィックスカードGeForce 6800GT 256MバイトRADEON X1300 PRO 256MバイトGeForce 6800GT 256MバイトRADEON X1300 PRO 256Mバイト
3DMark 061280×1024ドット3DMark Score2412132525441365
SM2.0 Score981469979469
HDR/SM3.0 Score898501899502
CPU Score1138111019441857
1024×768ドット3DMark Score2949176031511832
SM2.0 Score12146141214614
HDR/SM3.0 Score11617101160710
CPU Score1137110719411864
3DMark 05 1201280×1024ドット3DMark Score4216237241632378
CPU Score6116544680626628
1024×768ドット3DMark Score4972303449843039
CPU Score6352537270626688
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