LogitechとAdobe Systemsは2月23日、Adobe Creative Suite 2(CS2)のアプリケーションを操作するためのデバイスを発表した。
新デバイス「NuLOOQ Professional Series」は両社が共同で開発したもの。マウス、キーボードと一緒に画像や文書を操作するのに使う「NuLOOQ navigator」と、カスタマイズ可能なインタフェースソフト「NuLOOQ tooldial」が提供される。いずれもMac版Adobe CS2、Illustrator CS2、Adobe InDesign CS2、Adobe Photoshop CS2向け。
NuLOOQ navigatorは半分に切ったテニスボールのような形と大きさで、マウスを持たない方の手で操作する。
上面のタッチセンサーでアプリケーションのオプション値を調整し、下部のリングを動かすことで画像や文書を操作し、内蔵されたボタンで頻繁に使うツールを呼び出す。そのほか、軽く押したりツイストすることで簡単にスクロールやズームができるという。
NuLOOQ tooldialは頻繁に使うツール、コマンド、ファイルを円形のメニューで中央管理する。
このメニューはマウスやキー入力、NuLOOQ navigatorのボタンから呼び出すことができ、作業が終わると消える。ドラッグ&ドロップでカスタマイズでき、ここから最大で72種類のツールにアクセスすることができる。
NuLOOQ Professional Series for MacにはNuLOOQ navigatorとtooldialが含まれ、希望小売価格は149..9ドル。3月初めからLogitechとAppleのオンラインストアや一部のリセラーで販売される。www.logitech.com/nulooqではNuLOOQ tooldialだけを49.99ドルで購入することもできる。NuLOOQのサイトでは同ソフトの30日間無料試用版をダウンロード提供している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.