おもちゃと侮るなかれ! レトロな画面&レバー搭載タイプライター風キーボード「EPOMAKER Glyph」は実用性抜群の“しごでき”モデルだった:武者良太の我武者羅ガジェット道(1/4 ページ)

» 2026年05月26日 15時54分 公開
[武者良太,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 皆さんは、外付けキーボードに何を求めていますか。キータッチ、静音性、携帯性──人によって答えは違うことでしょう。

 さて、ここにあるEPOMAKERの「Glyph」は、ルックス最優先といえるキーボードです。タイプライターをモチーフにした丸型キーキャップ、1950年代のキャリッジリターンを再現したサイドレバー、日時や接続状態を表示するデュアルディスプレイ。一目見れば、「こんなの、おもちゃだろ」と切って捨てる人がいるかもしれません。

photo EPOMAKER「Glyph」。実売価格は2万円前後

 だが、少し待っていただきたい。目を止めていただきたい。

 奇抜な外見だけで中身が伴わず、長期間キーを打ち続けるには厳しいモデルは今までにもありましたが、Glyphは見た目のレトロさとは裏腹に、キータッチも、接続性も、カスタマイズ性も、ちゃんと使えるキーボードの水準を満たしているのです。「おもちゃだろ」と食わず嫌いでいるのは、正直もったいないキーボードです。

タイプライターと80年代PCが合体したような、唯一無二のルックス

 Glyphを真上から眺めると、丸いキーキャップやディスプレイエリア、横長のスリットや左側のレバー、右側のボリュームなど、数多くのデザイン要素がぎゅっと集まっていることが分かります。写真だけ見ると、まじでおもちゃ感がマシマシです。サイズは約347(幅)×207(奥行き)×57(高さ)mmで、重さは約1178.8gです。

photo 真上から見ると、スリット/ディスプレイ/レバー/ノブと、ギミックが所狭しと並んでいることが分かる

 スリットはスマートフォンやタブレットを差し込んで立て掛けられるホルダーになっています。ある程度の深みがあるので、縦向きでも横向きでも固定できます。Glyphはスマホやタブレット用のキーボードとして使ってもいいし、接続せずにニュースやメッセンジャー、SNSなどの通知エリアとしたり、作業中にちらりと横目で見るための動画ディスプレイとして活用するのも一つの方法でしょう

photo キーはフローティングタイプ。スイッチ部分が露出した構造で、ほこりは入りやすいがエアダスターで対処できる

 キーキャップはフローティングタイプです。これもまたタイプライターらしさを具現化した部分ですね。しかしフレームはご覧のように樹脂です。金属、または木をフレームに用いていた古き時代のタイプライターの素材感をそのまま再現したら、重さも価格も跳ね上がること確実でしょうから、その選択は分からなくもないです。

 そして、どこか懐かしい既視感があります。ツートーンのクリームカラーのボディー、角の丸いフォルム。Apple II……いや、ディスプレイがあることを考えると、NECの「PC-8201」やエプソンの「HX-20」といったハンドヘルドPCでしょうか。

 1980年代のデバイスをほうふつとさせるたたずまいなのです。当時を知る世代には懐かしさを、知らない世代ならば「キッチュだけどなんかレトロでかっこいい」と感じるかもしれません。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月11日 更新
  1. メモリやSSDが高すぎてPC買えない問題 IntelのラナーデCTOはどう考えている? (2026年10月09日)
  2. 日本HPが個人向け新ノートPCを10月下旬に発売 RTX Spark搭載の「OmniBook Ultra 16 AI PC」と若者の最初の1台を狙う「OmniBook 5 14」 (2026年10月09日)
  3. 5K/75HzとWQHD/300Hzを切り替え! MSIの26.9型ディスプレイが話題に (2026年10月10日)
  4. 日本限定で「ちいかわ」コラボモデルも! Google Play対応の「Amazon キッズ タブレット」が10月14日に発売 選べる2サイズで3万9980円から (2026年10月08日)
  5. 10年ぶりの新モデル! 充電式になっても価格据え置き6600円のラベルライター「P-TOUCH CUBE PT-P320BT」を見てきた (2026年10月09日)
  6. 画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか? (2026年10月08日)
  7. 面倒な窓掃除はお任せ! 5万円切りの超薄型・窓拭きロボ「WINBOT mini 2」を試す マグネットなしで強力吸着、窓枠1mmまで攻める (2026年10月09日)
  8. iPadを縦横自由に設置してタイピングできる脱着式キーボード付きケース「ロジクール Flip Folio iK1185GRA」がセールで18%オフの2万1400円に (2026年10月09日)
  9. サンディスク、外付けポータブルSSDのラインアップを改訂 (2026年10月09日)
  10. 約56gで4万円台の最軽量ARグラス「xbx a01+」を試す 割り切りが生んだ快適さ、Steam DeckやDeXと相性抜群 (2026年10月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー