Amazonなどで「モバイル キーボード」と検索すると、薄さと軽さばかりを重視したモデルが多く見られます。個人的な趣味もありますが、これらのモデルは一般的なノートPCの内蔵キーボードよりも文字入力がしにくいものばかり。誤解を恐れずに記すならば、“妥協の産物”と感じるものが多々あります。
もちろん薄さと軽さの両立は大事です。しかし、何よりも重視したいのは、最も頻繁に行うキー入力時の感覚です。快適な入力性能なくして、外部キーボードを使う価値はあるのでしょうか。
ところが、EPOMAKERの「Luma40」は違います。40%という超コンパクトなサイズにオーソリニア配列を採用し、CNC削り出しのアルミボディーに透明キーキャップを組み合わせたキーボードです。見た目で興味を引かれる人は多いのではないでしょうか。
価格は1万9300円と高価です。そして率直に言えば、かなりのくせ者キーボードです。慣れるまでには相応の時間が必要になります。
しかし、高級ラインのモバイル向けキーボードも大なり小なりクセがあり、自分をデバイスに合わせる必要がありました。そう思えば、Luma40にチャレンジする価値はある。なぜなら、タイプ感がかなり優れているからです。
どこから見ても外付けキーボードなのに、何か普段触れているキーボードとは違う感じがするLuma40ですが、その秘密はオーソリニア配列にあります。
一般的なキーボードは、キーの位置が横方向にズレているQWERTY(ロウスタッガード)配列です。これは19世紀末のタイプライターの構造というか技術的制約から生まれた配列で、「PCのキーボードといったらコレ!」といわれるくらいに現在でも普及していますね。
対してオーソリニア配列とは、縦横のキーの位置が格子状にそろっているもの。スマートフォンのソフトウェアキーボードの一部で使われており、また汎用性よりも効率性(とワクワクするかっこよさ)を重視する自作キーボードの世界でも普及しています。
特にLuma40は文字/コード/プロンプト入力と編集における、ほぼ最小サイズといえる40%レイアウトです。ここまで小さくするからこそ、無駄のないオーソリニア配列が選ばれたと見ていいでしょう。
| EPOMAKER Luma40 | 仕様 |
|---|---|
| レイアウト | 40%レイアウトキーボード、オーソリニア配列 |
| キー数 | 47キー |
| バッテリー | 1450mAh |
| バッテリー持続時間 | ライティングオンで約7時間、ライティングオフで約75時間 |
| 接続方式 | 2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、有線接続 |
| 互換性 | macOS、Windows、Android |
| キーボードサイズ | 約240(幅)×87(奥行き)×20.8(高さ)mm |
| ケース素材 | CNC加工アルミニウム |
| プレート素材 | PCプレート |
| マウント構造 | トレイマウント |
| 防音構造 | スイッチパッド、ボトムスポンジ |
| キーキャッププロファイル | LAKロープロファイル |
| キーキャップ素材 | 透明PCプラスチック |
| ホットスワップ | Kailhロープロファイルメカニカルスイッチ対応 |
| ポーリングレート | 2.4Gまたは有線モードで1000Hz、Bluetoothモードで125Hz |
| レイテンシ | 3ms(USB)、5ms(2.4GHzワイヤレス)、15ms(Bluetooth) |
| アンチゴースト機能 | Nキー・ロールオーバー対応 |
| キーボード重量 | 約410g |
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