「いったいどっちなんじゃい!」──ショップが困惑する某GF 7600 GT製品の珍現象:週末アキバPick UP!:(1/4 ページ)

» 2006年04月22日 00時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

バリエーションが広がった売れ筋製品、GeForce 7600 GTの人気と珍現象

photo ギガバイト「GV-NX76T256D-RH」

 アキバ各ショップに今週、GeForce 7600 GT搭載グラフィックスカードが各メーカーから複数登場した。各ショップおよびメーカーの製品とも在庫は潤沢で、価格は2万5000から3万円弱となっている。

 リファレンス仕様が多かった以前とは違い、ファンレス仕様やオーバークロック仕様など各メーカーの特徴が出る独自モデルの数が増え、ユーザーの好みによりかなり取捨選択できるようになったのがポイントだ。

 人気製品の1つに、今週火曜に登場したギガバイト「GV-NX76T256D-RH」がある。GV-NX76T256D-RHは同GPU搭載製品で初となるファンレスモデルである。銅製ヒートシンクで熱を吸い上げて、背面スロットに張り出したアルミ製フィンで冷却する同社独自の冷却システム「Silent-Pipe II」を搭載し、ファンレス構成を実現している。


製品ギガバイト「GV-NX76T256D-RH」
入荷ショップ
ツートップ秋葉原本店 2万7780円
パソコンショップ・アーク 2万7800円
俺コンハウス 2万7800円

photo リードテック「WinFast PX7600GT TDH 256MB Extreme」

 もう1つの注目どころはオーバークロックモデルだ。

 今週水曜に登場したのは、リードテック「WinFast PX7600GT TDH 256MB Extreme」。リファレンスのものと比べて、コアクロックが560MHzから590MHzに、メモリクロックが700MHzから800MHzに上げられた仕様となっている。

 オーバークロックモデルはほかに、AOpen「7600GT-DVD256XTReme」やeVGA「e-GeForce7600GT CO」など多数のメーカーの製品も各ショップに入荷されている。


製品リードテック「WinFast PX7600GT TDH 256MB Extreme」
入荷ショップ
ツートップ秋葉原本店 2万9780円
ドスパラ秋葉原本店 2万9680円
高速電脳 2万9800円
パソコンショップ・アーク 2万9980円

 じつはリファレンスクーラーからメーカー独自クーラーと変更するにあたり、ちょっと珍しい現象が起こっていた。

photo パッケージや型番は同じだが、微妙に価格が違う新旧「WinFast PX7600GT TDH 256MB」。

 リードテック「WinFast PX7600GT TDH 256MB」(ノンオーバークロック版)が、最新入荷ぶんから型番や製品名に変更なしにクーラーが変更されたのである。それに伴い、もともと発売していたリファレンス仕様タイプは生産終了となった。型番に変更はないが、ショップでは中身を見て気が付き、パッケージのバーコードも異なっていたことから判別できたという。そのため区別して販売しているショップも多いようで、ユーザーから見てもほぼ別物ととらえていいだろう。

 ただし従来型のバーコードが付いたパッケージの最終ロットには、新型クーラーを搭載したものが入っていた個体もあったのだというから、さらに困惑の種となっているようだ。

 T-ZONE.PC DIY SH0Pは「中身を調べたところ、バーコードは変わっていないが、なぜかクーラーは新しいものになっている個体がありました。リファレンスクーラーはVRAM部分への冷却効果が低いといわれているため、お勧めするなら、新クーラー付属タイプがよろしいかと思います」と話す。

 なお現在、アキバでもっとも売れているグラフィックスカードはGeForce 7600 GS搭載製品。次いで人気があるのがGeForce 7600 GT搭載製品となっている。

 パソコンショップ・アークは「GeForce 7900シリーズまでグレードを上げると、CPU含めてシステムごとハイエンドなもので組まないと性能が発揮できません。対してGeForce 7600 GTは現在人気のある3Dネットゲームは概ね満足・快適に楽しめるほどの性能は当然あり、かつ手を出しやすい価格帯なのです。加えてオーバークロック耐性が高いという評判もあり、アキバユーザーにとっては“色々と遊べること”も人気のポイントでしょう」という。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月27日 更新
  1. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  2. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  3. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  4. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  5. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  6. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  7. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  8. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  9. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  10. 増えすぎたリモコンを1台に集約できる「SwitchBot 学習リモコン」がセールで14%オフの5990円に (2026年09月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー