レノボ・ジャパン、新世代「ThinkPad R60」シリーズ発表

» 2006年05月30日 11時00分 公開
[ITmedia]

 Rシリーズはコストパフォーマンスが高い汎用A4サイズThinkPadとして多くのユーザーから支持を得てきている。今回登場した新しいThinkPad Rシリーズもポジショニングは従来どおりで、価格を抑えながらも新世代のパーツを採用して性能を向上させた。

 ベースモデルは上位機種となる「ThinkPad R60」とエントリー機種となる「ThinkPad R60e」の2モデル。それぞれHDDの容量や内蔵する光学ドライブ、Microsoft Officeの有無(以上ThinkPad R60、ThinkPad R60eともに)、メモリ容量、無線LANの有無(以上ThinkPad R60eのみ)でモデルが細分化されている。

 ThinkPad R60はCPUにIntel Core Duo T2300(動作クロック1.66GHz)を搭載。最大解像度1400×1050ドットの15インチ液晶ディスプレイを採用し、メモリはDDR2-533MHzを標準で512Mバイト載せる。ThinkPad R60eはCPUに「Yonah」コアを採用したCeleron M 410(動作クロック1.46GHz)を搭載。液晶ディスプレイのサイズはThinkPad R60と同じ15インチだが最大解像度は1024×768ドットとなる。

 上記ベースモデル以外にユーザーがスペックを選択できるPCカスタマイズモデルが用意され、ThinkPad R60のHDD60Gバイト搭載モデルでもDVDスーパーマルチドライブが選択できたりThinkPad R60eでもCPUにIntel Core Duo T2300を選択できたりできる。

 筐体にはアルミ合金製フレーム「ThinkPadRollCage」やHDDショックアブソーバを採用して衝撃からシステムを保護。さらにThinkPad R60ではTCG1.2準拠の専用チップと指紋センサーを搭載してセキュリティ対策も向上させている。

型番9455-33J9455-34J9455-35J9455-4KJ
OSWindows XP Professional SP2
CPUIntel Core Duo T2300(1.66GHz)
チップセットIntel 945GM
メモリ(最大)DDR2-533/512Mバイト(最大2Gバイト)DDR2-533/512Mバイト(最大2Gバイト)
液晶ディスプレイ15インチ(1400×1050ドット)
グラフィックスチップセット内蔵
HDD60Gバイト80Gバイト
光学ドライブDVD-ROM&CD-RWコンボドライブDVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、IEEE 802.11a/b/g
スロットPCカードTypeII×1、ExpressCard×1
主なインタフェースUSB 2.0×3、指紋センサー
サイズ332×269×37〜40ミリ
重量3.1キロ
Microsoft Officeなしありなしあり
IBMダイレクト価格16万4850円18万7950円18万1650円20万4750円

型番0658-8DJ0658-8EJ0658-8FJ0658-8GJ0658-8BJ0658-8CJ
OSWindows XP Professional SP2
CPUCeleron M 410
チップセットIntel 940 GML
メモリ(最大)DDR2-533/256Mバイト(最大2Gバイト)DDR2-533/512Mバイト(最大2Gバイト)
液晶ディスプレイ15インチ(1024×768ドット)
グラフィックスチップセット内蔵
HDD40Gバイト80Gバイト
光学ドライブCD-ROMドライブDVD-ROM&CD-RWコンボドライブDVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、IEEE 802.11a/b/g
スロットPCカードTypeII×1
主なインタフェースUSB 2.0×3、指紋センサー
サイズ332×269×37〜40ミリ
重量3.0キロ3.1キロ
Microsoft Officeなしありなしありなしあり
IBMダイレクト価格10万5000円12万8100円10万6050円12万9150円13万2300円15万5400円

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