「Adobe Acrobat 8」販売開始

» 2006年11月02日 16時55分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは11月2日、PDF作成ソフト新バージョン「Adobe Acrobat 8」を提供開始した。

 同製品はユーザーインタフェースが向上したのに加え、ほかのフォーマットへのエクスポート機能や複数の書類を1つにまとめるパッケージ機能などが追加されている。

 WindowsおよびMac OS X向け「Acrobat 8 Professional」は推定小売価格449ドル(アップグレード版は159ドル)、Windows向け「Acrobat 8 Standard」は推定小売価格299ドル(アップグレード版は99ドル)。いずれも英語、フランス語、ドイツ語、日本語版が提供されている。

 また同社は、Web会議とオンラインコラボレーション機能を提供するホスティング型サービス「Adobe Acrobat Connect」の無料トライアルも開始した。ユーザーはWebブラウザやFlash Playerを使ってオンラインで共同作業ができる。

 このサービスは年末まで無料トライアルとして提供され、Acrobat 8およびAdobe Reader 8の「Start Meeting」ボタンあるいはwww.adobe.com/products/acrobatconnectからアクセスできる。商用版は2007年1月に提供される(初めは英語版のみ)見込みで、利用料は月額39ドル、あるいはパーソナルミーティングルーム当たり年額395ドル。

 またAdobe Reader 8は12月初旬にリリースされる予定だという。Acrobat 8 Professionalを含む「Adobe Creative Suite 2.3 Premium」は11月8日に提供開始される。

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