今年で最後のクリスマス!? 2006年冬のアキバ週末アキバPickUP!(3/4 ページ)

» 2006年11月20日 11時54分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

EDENに乗っ取られたスーパーファミコンがT-ZONE.PC DIY SHOPに

スーパーファミコンのボディにEDENを内蔵したXPマシン

 先週の金曜日から、T-ZONE.PC DIY SHOPで“スーパーファミコン型”XPマシンが展示されている。初日から、一風変わった自作マシンに興味をそそられたユーザーがディスプレイの前に集まっていた。

 作者の同ショップ店員・森田氏によると「中古で安く手に入れたスーパーファミコンの中身を取り出して、EDENを詰め込みました」とのこと。

 組み込んだのは、VIAのMini-ITXマザー「EPIA-CN10000G」(同ショップで2万780円)。1.0GHzのCPU「C3」をオンボードしたマザーで、ファンレス仕様になっているが、森田氏は筐体の小ささを考慮してファンを組み込んだという。さらに、コントローラーのコネクタ部にUSBポートをはめ込むため、ケーブルを短く切るなどの微調整に苦労したと話す。「はんだ小手とホットボンドが使いこなせる人なら、誰でもチャレンジできますよ」という。

 カートリッジ部分に2.5インチのHDDを内蔵したアイデアも面白い。着脱しやすいSerial ATA接続の120Gバイトタイプを採用しているが、「ブートドライブなので、リムーバブルできないところが残念でした」(森田氏)と話す。

スーファミマシンの背面。電源はACアダプタを使用している(写真=左)。2.5インチHDDを内蔵したカートリッジ部(写真=中央)。森田氏自らがWindows XPを起動して見せてくれた(写真=右)

 今週は内部基盤も公開する予定。「フタを開けて展示するか、写真で公開するかはまだ未定です。各パーツの価格も公開しますよ」とのことだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー