先週の金曜日から、T-ZONE.PC DIY SHOPで“スーパーファミコン型”XPマシンが展示されている。初日から、一風変わった自作マシンに興味をそそられたユーザーがディスプレイの前に集まっていた。
作者の同ショップ店員・森田氏によると「中古で安く手に入れたスーパーファミコンの中身を取り出して、EDENを詰め込みました」とのこと。
組み込んだのは、VIAのMini-ITXマザー「EPIA-CN10000G」(同ショップで2万780円)。1.0GHzのCPU「C3」をオンボードしたマザーで、ファンレス仕様になっているが、森田氏は筐体の小ささを考慮してファンを組み込んだという。さらに、コントローラーのコネクタ部にUSBポートをはめ込むため、ケーブルを短く切るなどの微調整に苦労したと話す。「はんだ小手とホットボンドが使いこなせる人なら、誰でもチャレンジできますよ」という。
カートリッジ部分に2.5インチのHDDを内蔵したアイデアも面白い。着脱しやすいSerial ATA接続の120Gバイトタイプを採用しているが、「ブートドライブなので、リムーバブルできないところが残念でした」(森田氏)と話す。
今週は内部基盤も公開する予定。「フタを開けて展示するか、写真で公開するかはまだ未定です。各パーツの価格も公開しますよ」とのことだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.