NECソフトウェア北陸、企業向け暗号化ソフトの上位モデル「CyberCryptPro」

» 2007年02月05日 17時48分 公開
[ITmedia]

 北陸日本電気ソフトウェアとオーク情報システムは2月5日、企業向けの暗号化ソフト「CyberCrypt」の上位機能版「CyberCryptPro」を発表、発売を開始した。価格は35万円/50ライセンス。また、現行のCyberCrypt利用者向けとなる拡張機能オプション「CyberCryptPlus」も合わせて提供される。価格は15万円/50ライセンス。

 CyberCryptは、暗号化による機密性の保持と利便性とを両立させた暗号化ソフトで、グループ内の暗号化されたファイルを一括して復号可能な「マスターキー」を用意しているのが特徴。管理者や経営者はこのマスターキーを用いることで個々の暗号化ファイルをすべて復号可能で、担当者不在の場合などにも業務の流れを止めることなく監査を行なえる。マスターキーは、企業内のすべてのファイルに対応する「企業マスターキー」のほか、所属部署用の「所属マスターキー」が提供される。

 新たに発表沙入れた上位バージョンのCyberCryptProでは、従来のCyberCryptのファイル単位での暗号化に加え、フォルダ単位やドライブ単位での暗号化や、外部ドライブ利用時の暗号化/復号化機能をサポートしたのが特徴。万一のPC盗難時などにも情報漏洩を防止可能となっている。

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