韓国Samsung Electronicsは4月4日、HDDの新しい製品ライン「SpinPoint S166」シリーズを発表した。SpinPoint S166は、Serial ATA 3.0Gbpsインタフェースに対応し、NCQ(Native Command Queuing)をサポートする7200回転の3.5インチHDDで、容量は80Gバイトと160Gバイト。従来の同等のHDDに比べ、動作音が15%静かになったという。
SpinPoint S166の動作音は、アイドル状態で2.4ベル(1ベルは10デシベル)、シーク状態では2.75ベルで、従来のHDDの動作音(それぞれ2.8ベル、3.2ベル)に比べ15%静かになった。SamsungのSilentSeek技術とNoiseGuard技術を採用し、高速でかつ静かなHDDを実現したという。
また、性能や信頼性の向上のため、ヘッドとディスク間の距離を制御する技術やSoC(システムオンチップ)コントローラなどを採用した。
SpinPoint S166は、4月に全世界で提供が開始される予定。価格や具体的な提供開始時期については、地域ごとの発表となる。
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