AMD 690Vチップセットを搭載したマザーボード、MSI「K9AG Neo-F」が、先週金曜日にTSUKUMO eX.の店頭に並んだ。価格は1万980円で、在庫は少なめ。
K9AG Neo-FはサウスチップにSB600を採用し、メモリはDDR2 533/667/800を最大4Gバイトまで組み込める。ソケット形状はSocket AM2で、PCI-Express x16スロット1基と、2基のPCI-Express x1スロット、3基のPCIスロットを搭載している。
AMD 690シリーズを搭載したマザーボードは、これまでmicro-ATXタイプしか出回っておらず、K9AG Neo-Fは初のATXモデルとなる。基板が広くなるぶん、スロットの数が増え、高い拡張性が期待できるが、店員さんは渋い表情で話す。「確かに拡張スロットは多いけど、なぜかメモリスロットが2基しかない。オンボードの映像出力も1基のアナログVGAしかないので……ちょっと残念」とのこと。とはいえ、拡張スロット重視で選ぶなら、低価格なので魅力なモデルといえそうだ。
なお、別のショップは「AMD 690Gの機能をフルに使えるATXマザーが出たら、必ずヒットします。うまくいけば、5月末にも登場するかもしれません」と話していた。
製品名: | MSI「K9AG Neo-F」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 1万980円 |
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