台北からアキバに吹く熱い風は……「まだ微風っぽい」古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2007年06月11日 11時36分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

945GCマザーでFSB 1333MHzを実現する無茶なマザー

 先週はP35/G33マザーが、店内のマザーボードコーナーを席巻しているが、TSUKUMO eX.にはIntel 945CGチップセット搭載でFSB 1333MHz動作をサポートする変わり種の製品も入荷していた。ASRockの「ConRoe1333-D667」と「ConRoe1333-GLAN」で、価格はそれぞれ1万500円と1万1800円。在庫はやや少数だ。

 ConRoe1333-D667はmicroATXサイズのマザーボードで、PCI-Express x16と同x1スロットを1基ずつ備える。メモリスロットは2基で、DDR2 533/667をサポート。ConRoe1333-GLANはギガビットイーサに対応したATXサイズのマザーで、1基のPCi-Express x16と2基のPCI-Express x1スロットを備える。メモリスロットの仕様はConRoe1333-D667と同じ。

 Intel 945GC ExpressはFSB 800MHz動作までをサポートするが、ASRock独自の改良により、FSB 1066/1333MHz動作まで対応の範囲を広げている。TSUKUMO eX.は「無茶な仕様ですが、P35/G33マザーも、現時点ではメーカーによってBIOSのバージョンが不安定だという話もあります。意外と実用性の高い製品かも知れませんよ」と話す。

ASRock「ConRoe1333-D667」(写真=左)。仕様表で搭載チップセットが確認できる(写真=中央)。ASRock「ConRoe1333-GLAN」(写真=右)

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