キヤノン、エントリークラスの液晶データプロジェクタ「LV-7265/7260」

» 2007年06月25日 19時30分 公開
[ITmedia]
LV-7265

 キヤノンは6月25日、液晶データプロジェクタの「LV-7265」と「LV-7260」を7月上旬より発売すると発表した。価格は、LV-7265が26万400円、LV-7260」が18万6900円で、同社の液晶プロジェクタではエントリークラスに位置する。

 LV-7265とLV-7260は、XGA(1024×768ドット)の透過型液晶パネルを搭載した液晶3板方式によるデータプロジェクタ。25インチから300インチまでの投写が可能な1.6倍ズームレンズ(F1.6〜2.5、f=17.7〜28.3ミリ)を装備し、LV-7265では2.8メートル、LV-7260では2.9メートルの投写距離で100インチを出力できる。LV-7265は自動処理の台形補正機能も用意している(LV-7260は手動)。

 2モデルとも、起動から約8秒で映像の投写が可能なクイックスタート、電源オフ時に約30秒で冷却ファンが停止するクイッククーリング、動作音を29デジベルに抑える静音モードといった機能を装備。また、壁の色(黒板や壁)に応じて投写映像の色を調整できるスクリーン色補正機能、暗証番号を設定できるセキュリティ機能も備える。

 LV-7265は、0.63インチの液晶パネルを採用し、明るさは2500ルーメン、コントラスト比は600:1だ。映像入力は、DVI-I、D-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント兼用)、S-Video、コンポジットを備えており、アナログRGBの映像出力も持つ。音声入力はRCAステレオとステレオミニ、音声出力はステレオミニを備えている。内蔵モノラルスピーカの出力は5ワットだ。消費電力は標準285ワット(静音モード時220ワット)。

 LV-7260は、パネルサイズが0.6インチ、明るさが2000ルーメン、コントラスト比が600:1となる。映像入力はD-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント兼用)、S-Video、コンポジット、映像出力はアナログRGBを搭載している。音声入力はRCAステレオのみ。内蔵モノラルスピーカの出力は1ワットだ。消費電力は標準255ワット(静音モード時205ワット)。

 外形寸法はいずれも310(幅)×265(奥行き)×109(高さ)ミリ。重量はLV-7265が約3.1キロ、LV-7260が約3キロだ。

「LV-7265」
「LV-7260」

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