先週の金曜日には、パイオニアのBDコンボドライブ「BDC-S02J」が複数のショップの店頭に並んだ。価格は4万円弱で、在庫は少数だ。
BDC-S02Jは、BD-ROMの市販ソフトや1層と2層のBD-R/REが読み込める内蔵ドライブ。CD/DVDの記録と再生にも対応しており、インタフェースにはSerial ATAを採用する。BDとDVDの再生には、付属のPowerDVD 7を使う。
これまで、Blu-ray Discの再生のみに対応するドライブは、BDC-S02Jと同じドライブを採用したバッファローの「BRC-5125FBS」が4万5000〜5万円で出回っているが、3万円台のドライブは初めて。書き込み対応のドライブは現在も6万円台が主流。BDC-S02Jの登場によって、Blu-ray DiscのソフトをPCで楽しむハードルが一段低くなったといえる。
クレバリー1号店は「BD関連のドライブは、これまで1日に1台売れれば良いほうでした。映画ソフトが増えてきた背景もあるので、BDC-S02Jがブレイクする可能性も高いですね」と話す。また、あるショップは「グラフィックスカードやマザーボードも、HDMI出力への対応が注目されています。当然プレーヤーを求める人は多く、BDドライブの価格破壊を待っている状況でした。再生専用ながら4万円の壁を破ったBDC-S02Jは注目されるでしょうね」と、ヒットを確信しているような口振りだった。


バッファローのBDコンボドライブ「BRC-5125FBS」(写真=左)。アイ・オー・データ機器のBD-R/REドライブは、6万円台半ばで販売されている(写真=中央)。書き込み型で6万円の壁を破ったのは、LITEON「LH-2B1S」。パナソニック純正ドライブは、アイ・オー・データ機器製と同じく、6万円台半ば(写真=右)| 製品: | パイオニア「BDC-S02J」 |
| 入荷ショップ: | |
| フェイスアキバ店 | 3万9770円 |
| TSKUMO eX. | 3万9800円 |
| T-ZONE.PC DIY SHOP | 3万9800円 |
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