Macworld Expoのアップルブースで気づいたこと、聞いたこと:その薄さにため息が出る(1/2 ページ)

» 2008年01月16日 18時17分 公開
[林信行,ITmedia]

MacBook Airの「Thinnovation」に驚かされる

MacBook Airが宙づりになっている

 Macworld Expoのすべてのブースの中でも、最も人気があるのは当然、アップルのブースだ。同ブースの正面には巨大な机が置かれ、約30台のMacBook Airがズラリと展示されている。さらにその左右には、最大の特徴である薄さを強調するように、MacBook Airが5台ずつ宙づりにされていた。

 MacBookのキャッチコピーは「Thinnovation.」。“薄い”という意味の「Thin」と“革新”を表す「Innovation」をかけあわせた造語、「薄さ革命」とでも言うべきか。

やはり一番の目玉は「MacBook Air」だ

 さて、アップルブースで見たMacBook Airについて、気になったポイントをいくつか書いておこう。まずは電源アダプタ。MacBook Airの電源アダプタは、これまでのMacBookシリーズと同様に、磁石を使ってコネクタにくっつくMagSafeアダプタになっている。ただし、これまでのMagSafeとはコネクタの形状が異なる。電気信号はこれまでのMagSafeと互換性があるものの、コネクタそのものの形状は小さくなったので、以前のACアダプタは使えないようだ。アップルは、本体を薄くするために互換性を犠牲にしたのかもしれない。

 続いて気になるのが、バックライトキーボードの照度センサの場所だ。MacBook Proの照度センサは、キーボード左右のスピーカーの中に埋め込まれている。一方、MacBook Airには、これがない。一体どこにあるのか? なんと内蔵iSightの向かって左側にある穴が照度センサだった。

 入出力ポート類は、右側面のカバー内に隠されていて普段は見えない。用意されているポート類は、ヘッドフォン出力、USB 2.0×1、Micro DVIポートの3つだけだ。

最も薄い部分で4ミリ、最厚部でも19.4ミリの薄さを実現したアルミニウム製ボディは、液晶を閉じていると1枚の金属板に見える(写真=左/中央)。右側面のコネクタはカバー内に収納されている(写真=右)

筆者のMacBookにMacBook Airを重ねて左側面/右側面/背面を比較してみた。圧倒的に薄いのが分かる

 MacBook Airには大きめのトラックパッドが搭載され、新たにジェスチャー機能が追加された。以前のMacBook/MacBook Proでも、指2本をトラックパッドに置いてスクロール操作、トラックパッドを軽くたたいて(タップして)クリック操作、2回タップ後指を動かしてドラッグ操作、その後、再び指を置いてドラッグの維持、といった操作はサポートしていた。

 今回は、これに加えて3本指を使って写真をめくるスワイプ、2本指を回転させて写真を回転する操作、右クリック操作を行う方法が2種類、そしてiPod touchでもおなじみの拡大/縮小のピンチ操作が加わった。

底面部。背面側(写真奧)に排熱用のスリットが入っている。いくつかのネジが見えており、底面部全体が外れる構造のようだ

 もう1点気になるのは、HDDの換装などが可能かどうかだが、本体を裏返して底面を見るといくつかのネジが並んでいたので、内部へのアクセスは底面部全体を外す形になりそうだ。ただし当然ながら、個人でそのような交換を行うのはアップルの保証対象外になる。

 なお、このMacBook Airには有線LANポートすらないが、有線でインターネット接続をするために、USB-Ethernetアダプタ「Apple USB Ethernetアダプタ」(3400円)が用意されている。このほかアップルのブースには、USB接続の外付けSuperDrive「MacBook Air SuperDrive」も展示されていた。こちらも極めてシンプルなデザインで、ボタンなどはいっさいない。

USB接続の外付け光学ドライブ「MacBook Air SuperDrive」は1万1800円。スロットローディング式のシンプルな外観で、ボタンなどもいっさいない

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