今回の新製品発表では、通常のプレス/パートナー向け発表会以外に、シマンテック初の試みとしてブロガー向け説明会とファンイベント(シークレットパーティ)も行なわれた。
……というか、なぜか筆者のもとには「プレス発表会のお知らせ」の前にブロガー向けのお知らせが届く始末。ブログをやったことなんて一度もないのだが。なお、シークレットパーティではゲストに「影山ヒロノブ」を迎えるらしい。
ブロガー向け説明会(内容は従来のプレスイベントの内容とほぼ同じ)のあと、一般客を迎えていよいよファンイベントがスタートした。ちなみに会場はほどよい満員状態。活弁士の坂本頼光氏が進行を務める。
まず活弁士のナレーションのあと、今回の発表会で登場できなかった北嶋博士のビデオレターへ……とそこへ乱入してきたのが、おなじみショ、ではなくコンピューターウイルス群だ。しかし、敵地へ殴り込みをかけてきたわりには、ボスキャラなしのザコ3名だけ。パワーアップしたノートンファイターの敵ではなく、簡単に蹴散らされて退場していった。
客がノートンファイターの立ち回りを見ているあいだに、ステージにスタンバイしたのはゲストの影山ヒロノブ氏。ちなみに前列のほうは女性ファンが多かったが、ノートン・ファイターを見に来たというよりは、影山ヒロノブファンという印象を受けた。影山氏が持ち歌を2曲歌ったところで、予想通り「ノートン・ファイターのテーマ歌」が披露された。
「♪地球とパソコンの平和を守るため〜」で始まるテーマ曲は、ヒーローの特徴を強く打ち出したものとなっている。これは是非、シマンテックのサイトで公開されることを期待したい(または、販売店の店頭で流すとか)。
ここで、ノートンファイターバージョン2の強化点を紹介しよう。新たなる脅威に対応すべく、ノートンファイターは装甲と攻撃力が強化され、さらに大幅な軽量化と高速化を実現したという。
過去の写真と見比べると、ブーツとグローブが力強く見えるように強化され、ベルトも黒でひきしまった感じになった。また、簡単な見分け方としては、ノートンアイの色がボットラスのような赤になっている(ボットラスが大阪のメイドカフェを襲ったとき、このふたり仲がよさそうだったが……あらぬ疑惑をかけられないかちょっと心配だ)。
最後にノートン・ファイターの直近のイベントを告知しておこう。3月15〜16日に開催されるSUPER GT第一戦の鈴鹿サーキットにて、ノートン・ファイターショーおよび記念撮影会が行われる予定。さらに決勝戦のコース上でノートン・ファイターと20台のスピンカーが360度ターンを決めるという。
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