決算セールの流れもあって、ドスパラ秋葉原本店では、LG電子のBD&HD DVD対応ドライブ「CGW-H20N」が10台限定で2万9980円の値が付けられていた。BD-Rへの書き込みに対応したドライブが3万円を切るのは貴重な機会だが、通常売価でも3万5000円前後になるなど、最近はBDドライブの価格が急激に下がっている。
ドスパラ秋葉原本店は「HD DVDとの覇権争いに決着がついた頃から、メーカー先導で急激に値下がりしていますね。そこにきて、書き込み式BDドライブの需要も高まってきています。まもなく通常売価で3万円を切り、本格的にブレイクするかもしれないですね」と語る。
その発言の裏には、最近ネットで広がっている“地デジチューナーカードの単品発売間近”というウワサがあるらしい。別のショップでは「地デジチューナーカードについては、規制も厳しくなるようなのでネットで賛否両論ですが、確実に需要があると思います。テレビキャプチャーカードの人気は一部のマニアを除いて下火になっていますが、これを機に復活する可能性もあります。そうなると、欲しくなるのがBDドライブ。最近のBDドライブ人気は、地デジチューナーカードの解禁を期待するユーザーの声を反映しているのかもしれませんね」と話していた。
なお、書き込み対応BDドライブの価格下落にともない、BD-ROMドライブの値下がりも続いている。T-ZONE.PC DIY SHOPではLITE ONのBD/DVD/CD読み込み専用ドライブ「DH-401S-06」が、1万7800円となるなど、さらに買いやすくなっていた。
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