“ジーニアス”で“ナノ・クロマティック”なiPod新製品群、Appleイベント詳報ジョブズ氏が健在ぶりをアピール(2/2 ページ)

» 2008年09月10日 08時43分 公開
[鈴木淳也,ITmedia]
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App Storeは開始後60日で1億ダウンロードを達成へ

 iPod製品のアップデートも行われている。まず最初にアップデートが発表されたのが「iPod classic」で、厚型のバージョンを廃止する代わりに、薄型のバージョンのHDD容量を増大して値段はそのままに新規リリースされる。一部でclassicそのものが廃止されるという噂が流れていたなか、大量の楽曲ライブラリを持ち歩くユーザーには朗報だ。

photophoto 米NPDの集計した2008年7月の米国内での携帯オーディオプレイヤーの販売シェア。全体の4分の3がiPodで占められている(左)。iPodのこれまでの販売数推移(右)
photophoto アップデートされたiPod classic。厚型モデルは廃止で、薄型モデルのHDDを80Gバイトから120Gバイトに増量してお値段は据え置き(左)。新旧一堂に会したiPod nanoファミリー。第4世代では新旧両モデルの特徴を受け継いでいることが分かる(右)

 そして「iPod nano」だ。今回登場した第4世代のnanoは、ジョブズ氏によれば「過去最薄」のiPodだという。4世代の製品をすべて並べてみると分かるのは、細長ボディー、メタリック加工、大画面という前世代までの特徴をすべて備えているのが第4世代だということだ。全体にカーブがかかったデザインになっており、液晶パネル部も曲面になっている。そして中身の進化ではUIの改良と加速度センサーの採用が大きく、かなり使い勝手が向上している。とくに加速度センサーの部分はいろいろ応用できそうで、なかなか楽しみな試みといえる。

photophoto 上から見たフォルム。曲面が薄さを強調していることが分かる。液晶パネル部分も曲面になっている(左)。新機能一覧。加速度センサー採用とUIの改良が大きな特徴だろう(右)
photophoto iPod nanoの広告も披露(左)。バッテリー持続時間はほぼ現行の水準を維持(右)

 同時にアクセサリ類も発表されており、イベントではリモコン機能のついたイヤフォン2種類が紹介された。リモコンにはボリュームや再生コントロール機能にくわえてマイクを内蔵しており、このマイクを通して音声レコーディングが可能になっている。ボイスレコーダーとして使う際に便利だろう。またイヤフォンのうちの一方は、内部に高音用と低音用のドライバーを両方とも内蔵し、幅広い音域の再生が可能な高級モデルとなっている。ジョブズ氏によればどちらも10月の登場を予定している。

photophoto 10月に発売される新型イヤフォン。手元に一時停止や曲スキップ、ボリュームコントロールなどのボタンがついているのが特徴で、背面内蔵のマイクを通して録音も可能
photophoto 耳に差し込む部分にウーファーとトゥイーターの2種類のドライバを内蔵した新型イヤフォン。高音から低音まで再生帯域が広い点が特徴。こちらも登場時期は10月

 そして最後に紹介されたのが「iPod touch」だ。画面サイズはほぼ同等で、ボディーが若干薄くなっている以外はほぼ現行モデルとデザイン上の変更はない。最も大きな変更点はボディー横にハードウェアのボリュームコントロール機能が追加されたことと、iPhoneではおなじみの簡易スピーカーが内蔵されたことで、これで複数人で音楽や動画コンテンツを同時に楽しむことが可能になった。アプリケーションも徐々に充実してきており、開始後60日で1億ダウンロードを達成したほか、秋に登場予定の新作コンテンツのプレビューの紹介が行われている。

photophoto これまで29ドルのオプション扱いだったNike+iPodのスポーツ用モジュールだが、新型iPod touchでは標準機能として搭載(左)。Geniusのプレイリストを再生時には専用マークが出現する(右)
photophoto バッテリー持続時間もほぼ現行の水準を維持(左)。iTunes史上で男性としては最も曲の売れたアーティストとして登場したのはジャック・ジョンソン(Jack Johnson)氏(右)
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