メモリクーラーは「面白さありき」で売れるという説を唱えるショップもあったが、CPUクーラーとVGAクーラーは性能重視派が多い様子だ。12月11日、サイズの大型CPUクーラー「無限弐 SCMG-2000」が複数のショップに入荷した。価格は5000円弱で、在庫は潤沢。入荷してすぐに「よく冷えて安いクーラー」という評判が立ったという。
無限弐は5個のフィンを並べ、それぞれに銅製ヒートパイプを通したユニークなデザインを採用している。本体サイズは130(幅)×100(奥行き)×158(高さ)ミリで、上部に12センチファンを搭載する。ファン込みの重量は約870グラムだ。対応ソケットはLGA1366/775、およびSocket AM2/940/939/754/478となる。ツートップ秋葉原本店は「元祖・無限とくらべて10%程度の性能向上を果たしたようです。Core i7を徹底的に冷やすならオススメですね。何より値段が安いので、何もしなくても売れていくと思います」と語った。
VGAクーラーでは、Thermalrightの「T-Rad2」が人気を集めている。ヒートシンクとヒートパイプのみのクーラーで、12センチファンや9センチファンを装着することができる。対応機種はRADEON HD 4870/4850/3570/3850とGeForce 9800/9600/9500/9400/8800/8600。さらにQuadro FX5500/4000/3700/3500もサポートしている。フェイス本店は「グラフィックスカードはCPU以上に発熱が問題になりやすいので、定評のあるThermalright製品には人気が集まります。今回もヒットすると思いますよ」という。
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