HPは、ワールドワイドのデスクトップワークステーション市場においても年々成長を続け、2009年3Qで初のシェアトップ、そして4Qで引き分け──という状況でデルと激しく争っている。
「HPのデスクトップワークステーションは、信頼性/パフォーマンス/革新的なデザインに趣をおいている。中でもZ Workstationシリーズは、数あるワークステーションで“最強”の製品群と自信がある。今回は日本ユーザーの要望を具現化した省スペース型を展開するが、ワールドワイド市場でも積極展開することで、さらに成長させたい。日本でも世界でも“一番”を突き進む」(ヒューレット・パッカード ワークステーション・グローバル・ビジネス・ユニットのジェフ・ウッド ワールドワイド・マーケティングディレクター)
企業導入におけるPCとワークステーションの違いは、
が挙げられる。
ワークステーション、特にPCとそれほど大きな価格差がないZ200 SFFは、ECCメモリやXeonの搭載、省スペース型ながらRAID 1も可能、プロフェッショナル向け3Dグラフィックスカードの搭載、HP独自のチューニングツール/遠隔コミュニケーションソリューションの提供、OSなしモデルやLinux OS導入のサポートなどに違いがある。応じて、それならばワークステーションを──と企業内での導入シーンも急増しているという。
このほか、ワークステーションの導入シーンが拡大している状況を受け、かつ休日も稼働する環境でも安心して導入できるよう、Z Workstationシリーズの標準保証内サポートを土・日・祝日の休日まで拡大。2010年4月下旬に開始する。これにともない、修理の電話受付時間を24時間から8時〜21時までに変更する。
「Z Workstationの導入層は、休日も通常どおり稼働する業務環境の割合がかなり多く、深夜帯より休日にサポートしてほしいという声が多数届いていた。このサポート範囲は今まで販売した既存Z Workstationシリーズユーザーも対象になる。既存ユーザーも安心してほしい」(日本ヒューレット・パッカード パーソナルシステムズ事業統括ワークステーションビジネス本部の小島順本部長)
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