エプソン、“授業向き”機能も備えた学校向けプロジェクター5製品WUXGAの高輝度モデルも

» 2010年12月16日 12時28分 公開
[ITmedia]
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電子黒板内蔵モデルなど学校向けプロジェクターを拡充

 エプソンは12月15日、3LCD方式を採用したオフィリオプロジェクターの新機種として、学校向けの液晶プロジェクター計5製品「EB-925」「EB-910W」「EB-900」「EB-465T」「EB-455WT」、および電子黒板ユニット「ELPIU02」を発表した。販売開始時期は2011年2月の予定(ELPIU02は2010年12月)だ。

 価格はいずれもオープンで、実売価格はEB-925が15万円台後半、EB-910Wが15万円台後半、EB-900が13万円台後半、EB-465Tが22万円台中盤、EB-455TWが21万円台後半、ELPIU02が9万円台後半の見込み。

photophotophoto EB-925(左)、EB-910W(中)、EB-465T(右)

 EB-925(XGA、3500ルーメン)/EB-910W(WXGA、3200ルーメン)/EB-900(XGA、3000ルーメン)の3製品は、いずれも昼間の教室での利用も想定した高輝度表示対応モデル。教室内に音声が十分届くよう、出力16ワットのスピーカーを内蔵した。またEB-900はオプションをセットにしたバリエーション製品もラインアップしており、書画カメラをセットにした「EB-900V」、および今回発表となった電子黒板ユニットのELPIU02をセットにした「EB-900T」もあわせて発売される。

 EB-465T(XGA、3000ルーメン)/EB-455WT(WXGA、2500ルーメン)は、電子黒板機能を内蔵した壁掛け専用の超短焦点モデル。真上からの投写により投写面の前に人が立っても影ができにくい設計となっている。付属の電子ペンをマウスとして、PCの操作を投写面上で行える。また、専用のペンツールソフトを追加することで、電子黒板としても利用でき、投写面に直接文字や図形を描画することも可能だ。

 ELPIU02は、オフィリオプロジェクターにセットして電子黒板機能を追加できるユニット。電子黒板で手間がかかっていたキャリブレーション(位置合わせ)作業を自動化したことで、セットアップの時間を大幅に短縮した。付属のペンツールソフトにより、電子ペンや電子指示棒を使った投写面上へのマーキングや書き込み、接続した書画カメラの呼び出しといった機能が利用できる。

4500ルーメン/WUXGAの常設モデル

photo EB-G5750WU

 またエプソンは、WUXGA解像度に対応した液晶プロジェクター「EB-G5750WU」を2011年1月に発売する。価格はオープン、実売価格は75万円前後。

 EB-G5750Wは、1920×1200ドット表示の高解像度対応モデル。無機垂直配向の「C2FINE」技術による液晶パネルを採用し、輝度4500ルーメン、コントラスト比1500:1を実現した。1.8倍ズームの短焦点の標準レンズに加えて、短焦点/中焦点レンズなどオプションレンズ4製品も利用可能だ。また、忠実な色表現を可能とするカラーマネジメント機能や、レントゲン写真などの表示に向く「DICOM SIMモード」、異なる映像入力による2画面分割表示機能なども備えている。

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