Antec、「80 PLUS PLATINUM」から「大腸菌99.99%除菌」まで新製品を紹介これからは“SGS基準99.99%”の抗菌力です(2/2 ページ)

» 2011年12月06日 19時30分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       

電源ボタンをタワー型PCケースの天板に用意した理由は

 すでに、出荷が始まっているPCケースの「P280」「ELEVEN HUNDRED」も紹介があった。P280は、XL-ATXフォームファクタマザーボード(サイズは262×345ミリ)の搭載が可能なほか、長さ330ミリのハイエンドグラフィックスカードにも対応。バックパネルに9スロット分のブラケットを備え、グラフィックスカードは4枚まで組み込める。

 Antecユーザーからのリクエストに応えて、電源とリセットボタンをP180のフロントカバーに隠れた正面から天板に移した。また、フロントパネル上部に用意したインタフェースでは、マイク、ヘッドフォン端子とUSB 2.0に加えて、USB 3.0を2基搭載する。電源、リセットボタンの天板搭載とフロントにUSB 3.0の搭載、長さ30センチのグラフィックスカード搭載に対応などは、ELEVEN HUNDREDでも施された。

 なお、天板に搭載した電源とリセットボタンについては、「PCケースの上にモノが置けない」と考えるユーザーも少なくないと思うが、これについてリム氏は、「Antecのエンドユーザーフォーラムにおける議論では、床に設置するタワー型PCケースのフロントパネルに電源とリセットボタンを配置すると子どもにいたずらされてしまうという意見が圧倒的だったため」と説明する。

すでに出荷が始まっている「ELEVEN HUNDRED」(写真=左)と「P280」(写真=右)では、XL-ATXフォームファクタマザーボードのほか、長さ300ミリのハイエンドグラフィックスカードの搭載が可能になった

スコットさんがいなくなってもAntecは変わらない

 Antecといえば、上級副社長のスコット・リチャーズ氏が、イメージキャラクターといえるほどの存在感があったが、その彼はAntecを離れてしまった。そのことが、Antecの製品計画、または、事業内容を変えてしまうだろうか。これについて、リム氏は、「まったく関係なく、これまでの計画通り製品開発を進めていき、Antecは日本市場を重要な市場として評価している」と述べている。

 リチャーズ氏は、スピーカーなどのサウンド関連製品に注力していたが、今回の説明ではまったく言及していない。これについてリム氏は、「サウンド関連製品も開発を進めていて、間もなく案内できるはずだ」と答えている。

 なお、Antecでは、今回紹介のあったP280やHUNDREDシリーズ以外に、AV機器を意識したデザインのFusionシリーズや、コンパクトケースをラインアップに擁していた。しかし、この系列については「ユーザーの需要がそれほどない」という判断で、現在は後継モデルの開発をしていないという。

 その一方で、2010年に登場してそのコンセプトやデザインが注目された「LANBOYAIR」や「DARK FLEET」については、「その機能やコンセプトで多くの賞を受賞し、ユーザーの評価も高かったが、いま考えると、多くのユーザーにとって、時代の先を行きすぎたモデルであった。次世代モデルの開発は進めているが、その投入は、ユーザーの需要と一致したときになるだろう」を説明する。

 また、今回Antecとして初めての製品となる洗浄コート製品について、その主要なユーザーは「タブレットデバイスやスマートフォンユーザー」としており、これらのユーザーに向けて、Antecは今後も“新しいカテゴリー”の製品を提供していると述べている。ただし、これまでのAntecから思いつくような、「ケース」や「外付けキーボード」については、すでに同様の製品がほかのベンダーから登場しているので、Antecとしては製品を用意せず、モバイルバッテリーなどを投入する予定と答えている。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  8. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー