“トップ”の名にふさわしい限定モデル──AUDIOTRAK「DR.DAC2 DX TE(トップエディション)」:野村ケンジのぶらんにゅ〜PCオーディオ Review(1/2 ページ)

» 2012年01月13日 11時00分 公開
[ 野村ケンジ,ITmedia]
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標準モデルからキャラクターが一新、500台限定のトップモデル「DR.DAC2 DX TE」

photo AUDIOTRAK「DR.DAC2 DX TE」。2012年1月現在の実売価格は4万円前後だ

 USB DAC機能を搭載するデスクトップ向けヘッドフォンアンプとして人気が高いAUDIOTRAK「DR.DAC2」。その究極のカタチといえる「DR.DAC2 DX TE(トップエディション)」が2011年12月、500台の限定数で発売された。

 レギュラーモデルと異なる点は、採用オペアンプとコンデンサ、そしてファームウェアの改良などが挙げられる。まず、オペアンプは新日本無線「MUSES8920」を採用する。DR.DAC2はもともとオペアンプを交換できるのが人気の1つだが、DR.DAC2 DX TEは計5か所のオペアンプすべてをMUSES8920に変更済みとし、サウンドクオリティの大幅な向上を図っている。

 また、独Vishay(ビシェイ)の最上級音響用コンデンサ「Roederstein EK」シリーズを主要電源回路に採用するなど、優れたノイズ特性の確保と温度変化による特性変化の低減を推し進めた。これにより音質アップとともに安定度の高さ、長寿命さも両立するという。なお、DACに関してはレギュラーモデルと同様に、Burr-Brown(バーブラウン)「PCM1798」を採用する。

 さらに変更された最新ファームウェアにより、安定性の向上、特にPCとの相性が高められた。USB伝送において、よりスムーズかつスピーディーな処理を実現するよう改善された。このように、単に基本サウンドクオリティを高めるだけでなく、同時に安定性も追求しているのがトップエディションならではの優位性といえるだろう。

使い勝手:かなり多機能、ヘッドフォンアンプ以外の用途にも利活用OK

photo 入力は、USB以外に同軸デジタル、光デジタル、アナログRCAなどもある

 では実際に使っていこう。デスクトップ向けのヘッドフォンアンプとして、かなり多機能であるのもDR.DAC2 DX TEのもう1つの特徴だ。例えば入力端子は、USB以外に同軸デジタル、光デジタル、アナログRCAを備え、ボリュームコントロールも備わっているので、デスクトップシステムのプリアンプとしても活用できる。

 ちなみに対応サンプリング周波数/ビット数は、同軸デジタルが最高192kHz/24ビット、USBと光デジタルは96kHz/24ビットとなる。このうちUSBは、ステレオのほかドルビーデジタル/DTSパススルーなど、5.1チャネル出力にも対応し、光デジタル経由でAVアンプとつなぐことで、DVD映画コンテンツのサラウンド音声を堪能することも可能だ。

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