ツートップ秋葉原本店の一角に並ぶ、オリジナル組み立てキットとパーツセットコーナーが好調だ。10月20日の特価リポートで紹介した1万9980円キットを皮切りに、Core i5-3570KとASUSTeKのZ77マザー「P8Z77-V LX」、センチュリーマイクロのDDR3-1600 4Gバイト×2枚で3万4800円の3点パーツセット、同じくセンチュリーマイクロ製のDDR3-1600メモリ8Gキットをつけた、Core i7-3770KとASUSTeK「P8Z77-V」マザーの4万6800円セットなど、多彩なバリエーションのオリジナルパックを並べている。紙袋にパーツを詰め込んでホチキスで留めた外観は、どこか福袋を思わせる。
同店のスタッフは「我々が自信を持ってオススメできる、信頼性の高い組み合わせで袋詰めしています。セットにすることでコストパフォーマンスも上がるので、一式組みたいという人には狙い目だと思いますよ」とプッシュする。好調な理由について「構成のお得さに加え、現物のパーツ入り紙袋がズラッと並んでいる視覚効果もあるかも」と話していた。
なかでもイチオシは、AMD A10-5700を使った3万9980円の5台限定オリジナル組み立てキットだ。マザーボードにASUSTeKのA85X搭載「F2A85-M LE」、メモリにセンチュリーマイクロのDDR3-1600 8Gキット、HDDに2TバイトのSATA 3.0タイプを採用し、DVDスーパーマルチと520ワット電源搭載のATXケース「Sharkoon MS140 V2」もつく。
「先週まではA8-5600KとノーブランドのDDR3-1600 16Gバイトキットで3万9980円でしたが、お値段据え置きのままCPUをグレードアップして、メモリをセンチュリーマイクロに切り替えました。メモリ容量は半分になりますが、信頼性とトータルの性能はアップしていると思います」とのことだ。割安でハズレのない自作マシンを入手したいなら、面白い選択肢だろう。
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