「最強NASにアレなHDDを突っ込んでみた」の巻:ゼロから始めるQNAP 第0.5回(1/2 ページ)

» 2013年02月21日 12時25分 公開
[小川夏樹,ITmedia]

 “最強NAS”ことQNAPの「TurboNAS」シリーズを使っていくことになったNAS完全素人の筆者だったが、連載第0回では、NASを使う以前にHDDが入ってないことさえ気が付かないところまでを紹介した。つまりまだ何も始まっていない。

 今回はようやくHDDを入手し、セットアップに挑戦。そして見事に接続まで完了!! と、言いたいところなのだが、すみません、実はまだ使えていません……。

思わぬアベノミクス効果! 円安のせいで3Tバイトから2TバイトHDDへ容量変更

 そう、思えばHDDを入手する段階から何か変だった。何かがかみ合わないと、ここまでズレるものなのだろうか? 筆者は霊感だの縁起担ぎだのとは完全に無縁な考えの持ち主なのだが、今回ばかりはめぐり合わせが悪いとしか言いようがない。

 記念すべき連載第1回を飾るため、QNAPに入れるHDDを用意するべく、3TバイトHDDを物色していたのだが、購入の段階になって、アベノミクスによる円安の影響でHDDの価格が急騰したのである。9000円を切っていた3TバイトHDDが1万円を超え、その下の2TバイトHDDも8000円を超えて、さらに上昇しそうな勢いになってしまったのだ。

 その後も円安が加速するとみたのか、ネットショップでは3TバイトHDDが軒並み入荷待ちへと変わって行き、在庫があるのは2Tバイトモデルばかり。そこで担当編集G氏に「予算超えちゃうけど3TバイトHDDの領収書送っていい?」と聞いてみところ、「もちろん好きなだけ買っていいですよ。ただし原稿料から引きますが」という返事、「だいたいパーツの値上げは去年から警告していたじゃないですか。まさかアキバ連載読んでないんですか?」などと言い始めたので、逃げるように電話を切り、思わず「大手有名メーカー製HDD/容量2Tバイト/8500円送料無料」という何だかよく分からないHDDをポチってしまった。

 そしてやって来たのは、MARSHAL製HDD「MAL32000SA-W72」という、いわゆるリファービッシュ品(再生品)だった。確かに、よく調べなかった筆者にも責任がある。ただ、そのショッピングサイトの説明では、ウェスタンデジタル製と記述されており、それなら問題ないだろうと思ってしまったのがまずかった。HDDが入った箱はウェスタンデジタルの箱で、フタの部分には「WD20EZRX」というシールが張ってあり、そこに×印が書いてある。で、開封してみたらリファービッシュHDDが出てきたというわけ。

届いたHDDは、なんとMARSHAL製の再生HDD。ベースはウェスタンデジタル製だがファームウェアはMARSHALオリジナルに変更されている(写真=左)。HDDが入っていた箱は、ウェスタンデジタル製HDDを入れる箱。型番のシール部分にも「WD20ERZX」と記されているのだが、そこに大きくバツ印が書いてある。箱にあるHDDの写真は明らかにWesternDigital製のHDDだ(写真=右)

気を取り直してTurboNASに装着してみる

 筆者が使う予定のTurboNASは「TS-119P II」。このNASキットに、届いたHDDを装着することから始めた。HDDはカートリッジ式になっていて、開閉用のレバーを上げるとトレイが手前側に抜けてくる構造だ。このHDD装着用のトレイを取り出したら、4カ所あるHDDのネジ穴とトレイのネジ穴を合わせてネジ止めする。

HDD用のトレイを引き出すためにトレイに設けられたレバーを引っ張る(写真=左)。レバーを持ってそのままトレイを手前側に引っ張り出す(写真=右)

HDD用のトレイを引っ張り出したところ。奥のほうにSATA用の電源とコネクタが見える(写真=左)。HDDトレイにHDDをネジ止めする。ネジ穴は4カ所、NASキットに付属してくるネジを使った(写真=右)

ネジ止めが完了。あとは最初とは逆の手順で装着する(写真=左)。トレイ装着前にHDD上のSATAコネクタとQNAP本体側のSATAコネクタ部分が合っているかを確認しておく(写真=右)

トレイのレバーを持って、取り外すときとは逆の手順で装着する(写真=左)。カチッという音がして、トレイが固定されれば装着は完了だ(写真=右)

 HDDがトレイに固定できたら、あとは逆の手順でNAS本体に装着すればいい。その際にNASのSATAコネクタ部分とHDDのSATAコネクタ部分が合うように注意する。装着時に「カチッ」と音がして、レバーが押し下げられれば装着は完了だ。

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