Microsoft決算、PC市場低迷も2桁台の増収増益

» 2013年04月19日 09時32分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftが4月24日(現地時間)に発表した2013年第3四半期(2014年1〜3月期)決算は、売上高が18%増の204億8900万ドル、純利益が19%増の60億5500万ドル(1株当たり72セント)だった。売上高はアナリスト予測の204億9000万ドルとほぼ同じで、1株当たり純利益はアナリスト予測の68セントを大きく上回った。PC市場の低迷で昨年10月リリースのWindows 8の勢いはないが、OfficeやXboxが好調だった他、コスト削減で利益を確保した。

 売上高を部門別でみると、Windows部門が23%増の50億3900万ドルだった。Windows 8へのアップグレードやSurfaceなど、非OEMの売上高が前年同期比で40%増加した。MicrosoftはWindows 8やSurfaceの具体的な販売数は明らかにしなかった。

 ms Windows部門の売上高推移

 Windows Serverや開発ツールを担当するサーバ&ツール部門は11%増の50億3900万ドル。OfficeやDynamics製品を扱うビジネス部門は8%増の63億1900万ドル。一般/個人向け“Office 2013”シリーズは2月7日に発売された。

 Xbox、Kinect、Xbox Live、Windows Phone、Skypeなどを扱うエンターテインメント&デバイス部門は56%増の25億3100万ドルだった。Xbox Liveの会員が18%増の460万人に上った。また、Skypeの利用時間が56%増加し、1610億分だった。Windows Phoneの販売台数は明らかにしていない。

 BingやMSNなどのオンラインサービス部門は、18%増の8億3200万ドル。営業損失は2億6200万ドルだった。

 スティーブ・バルマーCEOは発表文で企業によるクラウドサービスの採用が増加していることを強調し、「Windows端末に関して、やるべきことはまだあるが、長期的にはよい結果をもたらすと楽観視している」と語った。

 同社はまた、ピーター・クラインCFO(最高財務責任者)が年度末に退任することを発表した。後任は向こう数週間中に発表するという。

 今後の見通しは、通年の営業経費の見積もりを302億〜305億ドルとした。

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