11.6型で米軍基準の“頑丈”コンバーチブルPC――「HP Elitebook Revolve 810」を試す:Windows 7も選択可能(2/4 ページ)

» 2013年06月18日 19時15分 公開
[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

横回転するディスプレイは使いやすい?

 液晶ディスプレイのサイズは11.6型ワイドで、解像度は1366×768ドット。広視野角のIPSパネルを採用する。ディスプレイの表面にはGorilla Glass 2が貼られており、対衝撃性も確保した。輝度は400カンデラ/平方メートルと高く、かなり明るい場所で使うのも問題ない。タブレットスタイルでも使う製品なので、ディスプレイは当然タッチパネルを備えており、5点マルチタッチに対応している。

photophoto ディスプレイは1366×768ドット表示に対応する。視野角が広いIPSパネルを採用した(写真=左)。約180度までディスプレイが開く(写真=右)

 本機はディスプレイ中央下部にある小さなヒンジ部分が横方向へ180度回転することで、ノートPCスタイルとタブレットスタイルを切り替えられる。ノートPCスタイルからディスプレイを立てたまま変形する場合、回転扉のように横方向へ180度ぐるりと回し、そのままパタンと画面を上にして閉じればタブレットスタイルの完成だ。ヒンジは剛性に配慮して固く作られているので、ディスプレイを一度寝かせてから、側面にしっかりと力を加えて回すほうが楽かもしれない。

photophotophotophoto ディスプレイは180度回転する。ディスプレイを立てたまま回してもいいが、ヒンジが固いと感じるならば、寝かせてから回すと楽だろう

 回転機構については、かなり頑丈な作りで好感が持てる。実際に何度もディスプレイ部を回して変形させてみたが、かなり乱暴に回転させてもカッチリと安定して動作するので、小さなヒンジながら剛性に不満はない。ノートPCスタイルでチルト角度を変えてもヒンジ部はぐらつかず、ディスプレイはしっかり固定される。

ディスプレイを回転させ、ノートPCスタイルからタブレットスタイルに変える様子
ディスプレイを回転させ、タブレットスタイルからノートPCスタイルに変える様子

 タブレットとして使えるのはもちろん、ノートPCスタイルのままディスプレイを180度回転させて固定すれば、対面でちょっとしたプレゼンテーションなどにも利用できるところは便利だ。少人数の会議で資料を相手に見せるときに重宝するだろう。

photophotophoto ディスプレイを立てたまま回し、相手に画面を見せるのもいい(写真=左、中央)。ヒンジ部分は頑丈にできており、変形機構の剛性に不安はない(写真=右)

11.6型でもフルピッチのキーボードを実現

 キーボードは6段配列のアイソレーションタイプを採用し、キーボードバックライトも搭載する。11.6型サイズと小さなボディであるものの、左右の幅ギリギリまでキーボードを配置することで、主要キーのキーピッチは19(縦)×19(横)ミリと広く確保した。キーボードのレイアウトも自然でクセがない。最上段に並ぶキーの縦幅がかなり狭いほか、下段右側の「Alt」や「Ctrl」など、キートップの幅が11〜13ミリしかないキーもあるが、本体サイズを考えれば全体的によくできている。

 キーストロークは約2ミリを確保しており、この画面サイズのモバイルノートPCが搭載するアイソレーションキーボードとしては深い。適度な反発力と確かな押下感があるため、心地よくキーを打てる。ビジネス向けのノートPCとして、キーボードの打ちやすさは高く評価できる。

photophoto キーボードは6段配列のアイソレーションタイプを採用する。キーピッチは主要キーで19ミリを確保するなど、打ちやすさを重視した(写真=左)。キーボードバックライトも搭載する(写真=右)

 タッチパッドにはシナプティクスの多機能ドライバを導入し、2本指でのスクロールやつまみズーム、回転といったジェスチャー操作が可能だ。他のHP製ノートと同様に、左上をダブルタップすると、タッチパッドの有効/無効を切り替えられる。タッチパッドのサイズも91(幅)×48(奥行き)ミリと複数の指を乗せるのに十分なサイズを確保している。



→HP Directplusで「HP Elitebook Revolve 810」をチェックする

画面を「ひねる」タブレットにもなる薄型・軽量ノートPC


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