ストレージ関連では、SSD以外にもユニークな新製品が多くみられた。パソコンハウス東映に入荷したのは、ソニーの「バックアップSDカード」だ。64Gバイトと32Gバイト、16Gバイトの3種類の容量を用意し、価格は順に1万3800円と6480円、3780円となる。
モバイルノートPCなどに挿入して、付属ソフト「Real-time Backup Utility」でフォルダを指定すれば、更新が確認されるたびにSDカード内にデータがバックアップされる。同店は「SSDタイプのモバイルノートなら、ユーザー領域の部分がかなりフォローできると思います。バックアップストレージを常備するようなものなので、結構便利ですよ」とプッシュしていた。
マーシャルからは、HDDのコンディションがひと目で分かる機能を備えたストレージ外付けアイテムが複数登場している。接続したHDDのS.M.A.R.T.情報を読み取って、安全な状況ならLEDランプが緑に点灯し、一部にエラーが検出されると黄色、多数のエラーが見つかると赤になる仕組みだ。
店頭に出回っているのは、USB2.0接続のSATAドライブスタンド「MAL-4335SWH」(2300円弱)とSATA/IDE-USB2.0アダプタ「MAL-04SAPAU」(3000円弱)、SATA-USB2.0アダプタ「MAL-04SAU」(2000円弱)、3.5インチHDDケース「MAL-4135SBK」(2300円弱)、2.5インチケース「MAL-4225SBK」(1000円弱)の5種類だ。すべてSSDでも利用可能だが、もちろんHDDコンディション診断機能は無効になる。
TSUKUMO eX.は「USB3.0非対応なのが惜しいですが、外付け用のHDDの状態が手軽にチェックできるということで、かなり便利なのは間違いありません」と話していた。
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