エプソンは2014年8月27日、家庭向けプロジェクターの新製品4製品を発表した。4製品の内訳は、フルHD(1920×1080ピクセル)の解像度に対応し、WirelessHD対応トランスミッターをセットにした「EH-TW6600W」と、EH-TW6600WからWirelessHD対応トランスミッターを省いた「EH-TW6600」。解像度がWXGA(1280×800ピクセル)で、3Dに対応する「EH-TW530」と、EH-TW530に80型のスクリーンを付属させた「EH-TW530S」だ。
4製品とも9月11日発売予定。価格はすべてオープン。予想実売価格は「EH-TW6600W」が21万9980円、「EH-TW6600」が18万9980円、「EH-TW530」が6万9980円、「EH-TW530S」が7万4980円。
製品名 | 主な仕様 | 実売予想価格 | 発売日 |
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EH-TW6600W | フルHD対応、3D対応、WirelessHDトランスミッター付属 | 21万9980円 | 9月11日 |
EH-TW6600 | フルHD対応、3D対応 | 18万9980円 | |
EH-TW530 | WXGA対応、3D対応 | 6万9980円 | |
EH-TW530S | WXGA対応、3D対応、80型スクリーン付属 | 7万4980円 | |
説明会ではまずエプソン販売の取締役で販売推進本部 本部長を務める鈴村文徳氏が日本のプロジェクター市場の現状と、エプソン製品の売れ行きについて語った。
鈴村氏によると2013年は日本のプロジェクター市場が大きく飛躍した年になったという。前年(2012年)比で160パーセントになるほどの成長を遂げた。これは主に10万円以下の中価格帯で、フルHDと3Dに対応した製品が多く売れた結果だという。これはエプソン製品では昨年発売の「EH-TW5200」に相当する。実際、この製品はかなり売れたそうだ。その結果、エプソン製品はプロジェクター市場の中で60パーセントを占めるほどの成長を遂げたという。
ただし鈴村氏は、「プロジェクター市場にはまだまだ拡大する余地がある」と語る。そこでエプソンが実施したアンケート調査の結果を示した。この調査は20代〜70代の男女を対象にしたもので、プロジェクターという商品への関心度を調べたものだ。
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