2014年の超小型マシンのトレンドは4月にデビューしたECSのベアボーンキット「LIVA」を抜きにしては語れない。そのLIVAに64ビット版Windows 8.1 with Bingをプリインストールしたモデルが加わり、12月6日から売り出される。先週から複数のショップが予約受付を始めており、ZBOX Pとともに“超小型”界隈の熱気を高めていた。
ラインアップは64GバイトのeMMCを搭載した「LIVA-C0-2G-64G-W-OS」と32Gバイトの「LIVA-C0-2G-32G-W-OS」の2種類。予価は3万円前後と2万8000円弱となる。
人気ベアボーンに組み込み向けの無料Windowsが入るということで、注目度は高い。TSUKUMO eX.は「スペックを割り切ったサブマシンという位置づけで伸びてきたシリーズなので、今までは1万円強必要だったWindowsが最初から入っているというは武器になると思います。年末のヒット作になればいいですね」と話していた。
ただし、ヒットを楽観視する声はそれほど多くない。某ショップは「ZBOX Pのインパクトが大きいですから。価格的にはLIVAの優位は揺るぎませんが、持ち運びも現実的に視野に入れられるZBOX Pに食われてしまうかも」と懸念を口にしていた。
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