グラフィックスカードの新製品も多かった。玄人志向からは、GDDR5メモリを8Gバイト搭載したRadeon R9 290Xカード「RD-R9-290X-E8GB/3X/OC」が5万9000円弱で登場した。パソコンショップ・アークは「8Gバイトメモリ搭載モデルとしてはかなり安いので、VRAM重視派の人に大いに注目されると思います」と話す。
同容量を搭載したR9 290Xカードは11月頭にSapphireから7万6000円前後で「11226-11-40G」が売り出され、先週も銅製品にゲーム「Civilization」が同梱した「11226-11-40G CIV」が同価格帯でデビューしている。
GeForce系ではGTX 970搭載カードの新顔が個性派ぞろい。ZOTACからはリファレンスモデルに似た外排気型クーラーを搭載する「GeForce GTX 970 BLOW ZT-90105-10P」が4万6000円前後で登場したほか、全銅製クーラーを採用したMSIの「GTX 970 GAMING 4G Golden Edition」も目立っていた。価格は5万6000円前後。
また、GALAXからは、電源回りを強化したOC向けモデル「GF PGTX970-EXOC/4GD5 BLACK」と約18センチ長のショート基板を採用した「GF PGTX970-OC/4GD5 MINI」がラインアップに加わっている。価格は4万9000円弱と4万8000円前後。
BUY MORE秋葉原本店は「GTX970は元が低消費電力、かつパフォーマンスの上げ幅も大きいということで、各社がかなりユニークな製品を出していますね。同じGPUを使っていても、かなり選びがいがありますよ」と話していた。
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