Unity Technologiesは3月4日、ゲーム統合開発環境の新版「Unity 5」正式版を公開した。無料でほぼフル機能を使える「Personal Edition」も展開する。
既にEpic Gamesも「Unreal Engine 4」の無料化を発表している。
Unity 5はプロ開発者と企業ユーザー向け「Professional Edition」と、従来の「Unity Free」にPro向け専用機能の大部分を加えた「Personal Edition」の2ライセンスを用意する。
Personal Editionは、直前会計年度の総収益か総予算が10万ドル以下の個人・小規模チームで利用できる。Professional Editionには、従来は別提供だった「Team License」の標準搭載や、公開したゲームのプレイ状況を分析・レポートする機能などが含まれる。
Professional Editionは現在16万2000円(税込)だが、円安傾向のためとして5月1日から19万4400円(税込)に値上げする。月額75ドルのサブスクリプション版も利用できる。
Unreal Engine 4は将来のアップデートを含め無料。ただしゲームやアプリケーションを制作・販売した場合、四半期ごとの総売上のうち3000ドルを超えた部分に対して5%のロイヤリティを支払う必要があるとしている。
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