HEPAフィルター採用の“超タフ”なタワーケースが登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2015年03月16日 10時32分 公開

2段重ね対応の巨大キューブケース「Core X1」「Core X2」「Core X9」がデビュー

 サーマルティクのキューブ型ケース「Core X」シリーズも、SST-MM01Bに匹敵する注目を集めていた。先々週末に登場したE-ATX対応の「Core X9」(2万4000円前後)に引き続き、先週末からmicro ATX対応の「Core X2」(1万8000円強)と、mini-ITX対応の「Core X1」(1万4000円前後)が登場。3モデル並べて目立つ位置に配置する光景がみられた。

サーマルティクの「Core X」シリーズ。上からX1、X2、X9

 Core Xシリーズは単体でも使えるが、上下に2つ重ねて組み立てることもできるのが特徴。連結部のパネルを外せば、2ケースぶち抜きで水冷ラジエーターを固定したり、1台に収まらない大量のドライブを組み込んだりできる。1月に登場した連結対応のmini-ITXケース「Core V21」(9000円強)と比べると、90度回転した使い方はできないが、内部スペースが広めに確保されている(Core X1比)。

 ケースのサイズはCore X9が380(幅)×640(奥行き)×502(高さ)ミリで、Core X2が320(幅)×541(奥行き)×465(高さ)ミリ、Core X1が280(幅)×471(奥行き)×426(高さ)ミリとなる。

 店頭での反響は上々な様子だが、複数台をまとめ買いしたという話はまだ聞かない。TSUKUMO eX.は「Core X9は単体でも容積が大きくて、1台で十分という人が多い気がします。X2とX1は、これを2台連結して使いこなすような拡張性の高いマザーボードが相当限られるのがネックですね。ただ、マザーボードが持て余すくらいのスペースが手に入るというのは、なかなか楽しいことだと思いますよ」と話していた。

一足先に登場した「Core X9」。上部には12センチファンを8基固定できる

「Core X2」。上部に12センチファン6基が固定できる広さを確保する

「Core X1」。上部に12センチファン3基、あるいは20センチファン2基が固定可能だ

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