ゼロから分かる初めての仮想環境――ASUSTOR NASで仮想ストレージを構築する仕事で使うNAS 第6回(2/6 ページ)

» 2015年06月23日 11時50分 公開
[瓜生聖ITmedia]

ソフトウェアのダウンロード

 まずはVMware vSphere HypervisorおよびVMware vSphere Clientのダウンロードから行う。ダウンロードにはVMwareへの登録が必要となる。

VMwareのダウンロードセンター。ダウンロードにはアカウントの作成が必要なので右側のフィールドに名前、メールアドレスを入力して「続行」をクリック

必要情報を入力し、利用規約に同意して登録

登録確認メールが送られてくるのでしばらく待つ

登録確認メールにActivate用リンクがあるのでそれをクリック

登録情報で入力したパスワードを入力する

アカウントのアクティベートが完了。ダウンロード可能になる

 ダウンロードセンターからは「ESXi ISO image (Includes VMware Tools)」と「VMware vSphere Client」の両方をダウンロードしよう。

 なお、VMware vSphere HypervisorはVMware ESXi(有償)の無償版の名称だ。情報ソースによっては「無償版ESXi」というような呼ばれ方をすることもあるので適宜読み替えてもらいたい。

VMware vSphere Hypervisorのインストール

 VMware vSphere HypervisorのインストーラはISOイメージなので、いったんCD-RやDVD-Rに焼く必要がある。そうして出来上がったメディアから起動し、画面に従ってインストールを行う。

インストールメディアから起動するとブートメニューが表示されるのでインストーラを選択

インストーラが読み込まれる

VMware vSphere Hypervisorのインストール画面。ESXiと表記されているとおり、互換性に関してもESXiに準拠する

EULAが表示されるので、内容を確認して同意する場合は「F11」を押して進める。

デバイスがスキャンされ、インストール先を検索する

ローカルディスクが見つかったので、これをインストール先として選択

インストール先にパーティションが残っていた場合には警告が表示される。消去しても問題なければエンターキーを押して続行

キーボードの選択。スクロールバーがないが、ずっと上の方に移動させると「Japanese」もある

rootパスワードを設定する。ここで設定したパスワードはVMware vSphere Clientからの接続時にも使用する

インストール先の最終確認。問題なければF11を押してインストールを開始する

インストール開始。しばらく時間がかかる

インストールメディアを取り出してリブートすればVMware vSphere Hypervisorが起動する。この時点では60日間限定の試用版なので、永続的に利用する場合はこの後の手順でライセンスキーを入力する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月19日 更新
  1. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  2. ノートPCに外付けキーボードを“載せて”使える「タイプスティックス/打ち箸」に新色 (2024年04月18日)
  3. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  4. さらなる高速化を実現! PCI Express 5.0接続SSDの新モデル「Crucial T705」を試して分かったこと (2024年04月18日)
  5. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  6. アイロボットが4万円切りの「水拭き対応ロボット掃除機」を投入 “一家に1台”を目指す (2024年04月17日)
  7. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー