早速売り切れが目立つSkylakeに「まだこんなもんじゃない」の声古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2015年08月17日 15時54分 公開

OSは10 Proと7 Homeが人気!――リテール版10の影響はほぼなし

 Windows 10は1年間限定で7/8/8.1からの無料アップグレードが実施されるためか、比較的長期スパンでの売れ行き増と期待する声が多い。TSUKUMO eX.は「現時点では動かないゲームもありますし、そういう環境が整うまで旧OS環境で待っていようと考える方が多いのは理解できます。ポテンシャル的にもっと売れてもいいと思いますが仕方ないですよね」と、現在の状況に満足はしないまでも納得している様子だった。

 ただ、DSP版よりも安く出回ると言われるパッケージ版10 Homeの影響は、心配していたほど大きくないようだ。

 パソコンSHOPアークは「もともと10で売れているのは上位のProですからね。それに10 Homeを動かすことを想定している自作ユーザーは、7 Home Premiumの64ビットを購入しているみたいですよ。パッケージ版10 Homeと比べて安いですし、環境が整った頃を見計らって無料アップグレードできますからね」と話す。

パソコンSHOPアークのOS価格表

 DSP版Windows 7 Home Premium(64ビット)を長らく切らしているショップも複数あるが、在庫を残しているところでは10登場以降ものきなみ好調だという。「32ビットだと積めるメモリの限界が4Gバイトと低いので、超小型マシンに入れるなど限定的な使い方を想定している人以外は選ばなくなっていますね。OS全体でも今は圧倒的に64ビットが売れています」(同)。

 7 Home Premium 64ビットと同じタイミングで8.1 64ビットの売れ行きが上向いたというショップもあるが、いずれも問題は供給量だ。「旧OSがすぐに一掃されるとは思いませんが、在庫が薄くなっているのは確か。何かの拍子にブレイクして市場在庫が一気になくなることも考えられます。狙っている人はお早めがいいでしょうね」(同)とのことだ。

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