既報の通り、東芝が新しい2in1タブレット「dynaPad N72」を発表した。「今までのPCの枠にとらわれない、紙のノートの置き換えを意識した製品」ということもあり、キーボードから取り外したタブレット単体の厚さは約6.9ミリ、重量が約569グラムと、世界最軽量世界最薄となっている。
製品発表会でdynaPad N72の実機に触れる機会があったので、写真と動画で紹介する。
B5ノートサイズに近い1920×1280ピクセル(アスペクト比3:2)表示に対応する12型ワイド液晶は、カバーガラスにコーニングのゴリラガラス3を採用する。照明などの映り込みを軽減する「アンチリフレクションコーティング」や、「耐指紋コーティング」も施されている。付属するペンは、紙にペンで書くような書き心地を実現するためにワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式ペン」を採用した。筆圧検知機能は2048段階まで対応する。ペン先は直径約1ミリでフェルト素材となっており、摩擦抵抗を最適化することで自然な書き心地を追求している。
本製品は「考える人のためのデバイス」「クリエイティブノート」という位置付けで、豊富なビジネスアプリを備えている。絵描き用途というよりは、ノートに重点が置かれているようだ。
紙のように文字が書ける1キロ切りの薄型軽量2in1――「dynaPad N72」
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