爆速でも冷える! Skylake+GTX 980搭載のダブル水冷モデル「NEXTGEAR i650PA2-SP」徹底検証“これから”のゲーミングPCを買うなら(2/3 ページ)

» 2015年11月04日 20時00分 公開

爆速&大容量のデュアルストレージを搭載

 ストレージは、標準でSSDとHDDのデュアル構成を採用する。SSDはPCI Express 3.0 x4インタフェースに対応した超高速モデル(Samsung SM951)を採用する。前述したようにIntel Z170 Expressチップセットではデータ帯域が拡張されており、シーケンシャルリードで2Gバイト/秒を超えるポテンシャルをフルに発揮させることができる。

メインのデータストレージには、M.2 SSD「Samsung SM951」を採用。PCI Express 3.0 x4接続に対応した現行最速クラスのM.2 SSDで、シーケンシャルリードは2Gバイト/秒を超える。第6世代CoreとZ170チップセットでは、こういった超高速SSDのポテンシャルをグラフィックスカードなどの帯域を犠牲にせずにフルに発揮できる点が強みだ

 標準構成では、この超高速SSDに加えて2TバイトのHDD(7200rpm)を搭載しており、超高速なレスポンスと大容量の記憶領域を両方備える内容となっている。BTOではHDDは2台まで、それぞれ最大6Tバイトまで容量を選ぶことができ、最大12Tバイト(+SSD最大512Gバイト)の容量を搭載することが可能だ。

 光学ドライブは標準でDVDスーパーマルチドライブを搭載しており、BTOでは5900円の追加でBD-REドライブ(BD-XL対応)にカスタマイズできる。

 また、PCケースには、SDメモリーカード(SDXC対応)、microSDメモリーカード(、メモリースティック(Pro Duo、M2など対応)、xDピクチャカードなどに対応する10メディア対応マルチカードリーダーも標準で装備しており、デジタルカメラなど周辺機器との連携もスムーズにできる。

 プリインストールOSは、Windows 10 Home/Proのほか、Windows 7 Professional(SP1)も選べる。いずれも64ビット版となる。

個性的なマスクの機能性の高いケース

 PCケースは、NEXTGEARシリーズでは同じみのミドルタワー型デザインだ。具体的なサイズは、190(幅)×543(奥行き)×450(高さ)ミリとミドルタワー型としては標準的なサイズ感だが、中世の騎士の仮面を連想させる個性的なフロントマスクを装備しており、電源状態を示すLEDが仮面の内側から光る目のように見える演出も印象的だ。

 このフロントマスクは着脱可能で、外したまま使えるよう外した際に留め具部分を隠すキャップパーツも同梱されているので、シンプルなデザインを好むユーザーにも対応できるようになっている。フロントマスクを外すと奥行きが最大73ミリ短くなる。

フロントマスクは着脱可能。留め具部分を隠すキャップパーツも同梱されているので、外したまま運用することもできる。また、メッシュパネルはワンプッシュで外せる構造になっており、ファンの掃除といったメンテナンスも楽に行える

 天面部手前に前面端子がまとめられており、ヘッドフォン出力、マイク入力と2基ずつのUSB 3.0とUSB 2.0のほか、10メディア対応マルチカードリーダー(SDXCメモリーカード、microSDXCメモリーカード、メモリースティックPro Duo、xDピクチャカードなどに対応)を標準で装備する。

 電源ユニットは、容量700ワット、80PLUS BRONZE認証モデルを標準で搭載している。BTOではより変換効率が高い(=電源自体の消費電力が低い)80PLUS GOLD認証の700ワットモデルのほか、同じく80PLUS GOLDの1200ワットモデルも選択できる。標準構成では700ワットで十分だが、1200ワットならば、将来的に大きな拡張を考えている場合にも対応できる。

天面部手前に端子類がまとめられている。USB 3.0、USB 2.0、ヘッドフォン、マイク端子のほか、「10メディア対応マルチカードリーダー」を標準で装備
マウスコンピューター/G-Tune

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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