ではさっそく、ASUSTOR NASを使って個人用オンラインストレージを構築していこう。ASUSTOR NASはNASキットなのでHDDは別売となる。容量やメーカーの異なるHDDを混在させて使うこともできるが、なるべく同じメーカーの同じモデルを導入しよう。動作確認が取れているディスクの一覧が公開されているので参考にしてほしい。
AS10/AS31シリーズではホットスワップベイが廃止されたため、HDDの取付けはカバーを外して直接、ケース内部に取り付けることになる。手回しネジが付属しているので、ドライバーなどの工具がなくても作業を行うことが可能だ。
取付けが終わったらASUSTOR NASにネットワークケーブルとACアダプタを接続して電源を投入する。その後のセットアップ作業はネットワークに接続しているPCから行う。付属のCD-ROMをドライブに投入し、自動実行するとセットアップユーティリティが起動するので、スタートを押してASUSTOR Control Centerをインストールする。
ASUSTOR Control Centerは起動するとネットワーク上のASUSTOR NASを自動的に検索するので、対象となる機器を選択してセットアップ作業を進めていこう。
セットアップが完了したら管理画面にadminでログインし、アクセスコントロールから利用ユーザーを設定する。今回はオンラインストレージとして外部から利用するため、ビルトインユーザーのguestは必ず非アクティブにしておこう。
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