先週はグラフィックスカードの新製品が多かったが、とりわけギガバイトの「GV-NTITANXXTREME-12GD-B」が話題を集めていた。GeForce GTX TITAN Xを搭載するメーカー製グラフィックスカードとしては初めて、オリジナルクーラーを装着した状態で出荷している。価格は16万8000円前後だ。
同社のオリジナルクーラー「WINDFORCE 3X」を装着する一方、リファレンス仕様のクーラーも同梱しており、換装してもメーカー保証が受けられるのがポイントだ。
TSUKUMO eX.は「TITAN Xはリファレンスクーラーでの出荷が前提になっていましたが、このモデルはリファレンスとオリジナルクーラーを同列に扱う体にすることで、網をすり抜けた感がありますね。なかなかチャレンジャーなモデルだと思います」と話していた。
そのほか、AMDの新しいハイエンド級GPU「Radeon R9 380X」を搭載したカードもPowerColorと玄人志向から登場している。既存のR9 380のひとつ上の位置づけで、価格は3万8000円弱となる。パソコンSHOPアークは「ハイエンドのなかの中間モデルという感じで、3万円台カードの選択肢としてこれまで存在感を高めていってくれればと思います」と話していた。
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